奈良県の寺
31 件
東大寺
寺とうだいじ
奈良市
御朱印天平勝宝4年(752)大仏開眼。聖武天皇の発願により創建された華厳宗大本山。盧舎那仏(奈良の大仏)と大仏殿で知られる。世界文化遺産。
興福寺
寺こうふくじ
奈良市
御朱印和銅3年(710)藤原不比等が平城京遷都時に創建。法相宗大本山。五重塔(国宝)と阿修羅像(国宝)で名高い。世界文化遺産。
法隆寺
寺ほうりゅうじ
生駒郡
御朱印推古15年(607)創建と伝わる聖徳宗総本山。世界最古の木造建築群として日本初の世界文化遺産に登録。五重塔・金堂は飛鳥時代の建築。
薬師寺
寺やくしじ
奈良市
御朱印法相宗の大本山。天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願して発願し、養老2年(718)に現在地へ移転。本尊は薬師三尊。東塔は奈良時代唯一の遺構で「凍れる音楽」と称される国宝。世界文化遺産。
唐招提寺
寺とうしょうだいじ
奈良市
御朱印律宗の総本山。唐の高僧・鑑真和上が天平宝字3年(759)に創建。金堂は奈良時代建立の寺院建築として最高の遺構とされ国宝。鑑真和上坐像(国宝)は日本最古の肖像彫刻のひとつ。世界文化遺産。
長谷寺
寺はせでら
桜井市
御朱印真言宗豊山派の総本山。西国三十三所第8番の札所。本尊の十一面観世音菩薩立像(高さ約10メートル)は日本最大級の木造仏で、「長谷寺式十一面観音」と呼ばれる独特の姿は全国の観音信仰の原点となった。山号は豊山(ぶさん)、院号は神楽院(かぐらいん)。「花の御寺」として知られ、なかでも境内を彩る約7,000株の牡丹(ぼたん)は寺の代名詞。桜や紅葉も美しく、四季を通じて多くの参拝者が訪れる。
室生寺
寺むろうじ
宇陀市
御朱印真言宗室生寺派の大本山。「女人高野」として知られ、女性の参拝を受け入れた。山岳寺院で国宝の五重塔(高さ約16m)は野外に建つ五重塔として日本最小。室生川沿いの景観が美しい。
元興寺
寺がんごうじ
奈良市
御朱印法相宗の寺院。飛鳥時代(593年)に蘇我馬子が建立した日本最初の本格的仏教寺院・飛鳥寺の後身。奈良時代には七大寺のひとつとして栄えた。世界文化遺産。
當麻寺
寺たいまでら
葛城市
御朱印浄土宗・真言宗の二宗が共存する珍しい古刹。推古天皇20年(612)創建。中将姫伝説で知られ、本尊の當麻曼荼羅(国宝)は奈良時代に織られた蓮糸の曼荼羅とも伝わる。牡丹の名所。
新薬師寺
寺しんやくしじ
奈良市
御朱印華厳宗の寺院。天平19年(747)、聖武天皇の病気平癒を祈願して光明皇后が創建。本堂(国宝)に安置される十二神将立像(国宝)は塑像として最高傑作のひとつ。薬師如来坐像も国宝。
壺阪寺
寺つぼさかでら
高市郡高取町
御朱印壺阪寺(つぼさかでら)は、奈良県高取町にある真言宗系単立の寺院。正式名称は南法華寺(みなみほっけじ)。山号は壺阪山。大宝3年(703)、元興寺の僧・弁基上人(べんきしょうにん)の開創と伝わる。西国三十三所第6番札所。本尊の十一面千手千眼観世音菩薩は眼病に霊験があるとされ、「目の観音」として信仰を集める。境内には、インドから贈られた高さ約20メートルの「天竺渡来大観音石像」があり、異国情緒を漂わせる。壺阪山の中腹に位置し、大和三山や飛鳥地方を見わたせる眺望も魅力である。
岡寺
寺おかでら
高市郡明日香村
御朱印真言宗豊山派の古刹。正式名称は龍蓋寺(りゅうがいじ)。天智天皇2年(663年)、義淵僧正(ぎえんそうじょう)が草壁皇子(くさかべのみこ)ゆかりの岡宮(おかのみや)の跡地に創建したと伝わります。西国三十三所第7番札所にして日本最初の厄除け霊場。本尊の如意輪観世音菩薩は日本最大の塑像(そぞう、重要文化財)。境内から飛鳥の里を一望でき、石楠花(しゃくなげ)や紫陽花、紅葉の名所としても知られます。
金峯山寺
寺きんぷせんじ
吉野郡吉野町
修験道の総本山。役行者(えんのぎょうじゃ)の開創と伝わる修験道の最高聖地。吉野山の中腹に建つ。本堂・蔵王堂は国宝、日本第二位の木造大建築。世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」。
飛鳥寺
寺あすかでら
高市郡明日香村
御朱印日本最古の本格的仏教寺院。崇峻天皇元年(588年)、蘇我馬子(そがのうまこ)の発願で建立が始まり、推古天皇4年(596年)に伽藍が完成したと『日本書紀』に記されている。本尊は「飛鳥大仏(あすかだいぶつ)」と呼ばれる銅造釈迦如来坐像(どうぞうしゃかにょらいざぞう)で、推古天皇17年(609年)ごろ、仏師・鞍作止利(くらつくりのとり、止利仏師)の作と伝わる、日本最古級の仏像。昭和15年(1940年)に重要文化財に指定されている。
橘寺
寺たちばなでら
高市郡明日香村
御朱印聖徳太子の生誕地に建つ、聖徳太子建立七大寺の一つ。寺号は、もとは太子の祖父・欽明天皇の別宮であった「橘宮」に由来し、太子は父・用明天皇の代にこの地で生まれたと伝わる。本尊「聖徳太子勝鬘経講讃像(しょうとくたいししょうまんぎょうこうさんぞう、重要文化財・室町時代)」など、太子ゆかりの宝物を多数所蔵する。
法起寺
寺ほっきじ
生駒郡斑鳩町
聖徳太子建立七大寺の一つ。慶雲3年(706)、聖徳太子の岡本宮を山背大兄王が寺に改めたのが起源。「法起寺三重塔」(国宝、慶雲3年/706建立)は現存する日本最古の三重塔。世界文化遺産「法隆寺地域の仏教建造物」。
法輪寺
寺ほうりんじ
生駒郡斑鳩町
推古天皇30年(622)、聖徳太子の子・山背大兄王が、太子の病気平癒を祈願して開創。法隆寺・法起寺と並ぶ「斑鳩三塔」の一つ。三重塔は昭和19年(1944)落雷で焼失、昭和50年(1975)に再建。
西大寺
寺さいだいじ
奈良市
真言律宗総本山。天平宝字8年(764)、孝謙上皇(後の称徳天皇)が藤原仲麻呂の乱の平定を祈願して発願、宝亀11年(780)完成。東大寺と対をなす「奈良の東西二大寺」。鎌倉期、叡尊(えいそん)が中興。「大茶盛(おおちゃもり)」=直径30cmの大茶碗で抹茶を飲む独特の儀式で有名。
信貴山朝護孫子寺
寺しぎさんちょうごそんしじ
生駒郡平群町
日本最初の毘沙門天の聖地。崇峻天皇11年(594)、聖徳太子が物部守屋討伐の戦勝を祈願して、信貴山中で毘沙門天の感得を受けて開創。「信貴山縁起絵巻」(国宝、平安後期)で全国的に有名。
安倍文殊院
寺あべもんじゅいん
桜井市
大化元年(645)、大化の改新の中心人物・安倍倉梯麻呂が安倍氏の氏寺として開創。「日本三文殊(あべ文殊・天橋立文殊・亀岡文殊)」の筆頭。本尊「文殊菩薩騎獅像」(国宝、鎌倉期、快慶作)は像高約7m、日本最大級の文殊像。陰陽師・安倍晴明ゆかりの寺としても有名。
矢田寺
寺やたでら
大和郡山市
正式名「矢田山金剛山寺」、通称「矢田寺」。白鳳4年(675)、天武天皇の勅願で智通僧正の開創。「あじさい寺」として全国的に有名、6月の梅雨時には約60種10,000株のあじさいが境内を彩る。
秋篠寺
寺あきしのでら
奈良市
宝亀11年(780)、光仁天皇の勅願で善珠僧正の開創。本尊「伎芸天立像(ぎげいてんりゅうぞう)」(重要文化財、奈良時代)は、芸能・芸術の女神として、現代も芸能関係者・芸術家の参拝が絶えない、極めて稀有な天部の仏像。
大野寺
寺おおのでら
宇陀市
御朱印大野寺(おおのでら)は、奈良県宇陀市室生区にある真言宗室生寺派の寺院で、山号は楊柳山(ようりゅうざん)です。「弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)の寺」の通称で知られ、宇陀川(うだがわ)をはさんだ対岸の岩壁に刻まれた弥勒菩薩(みろくぼさつ)の磨崖仏(国の重要文化財、鎌倉時代)は、日本最大級の規模を誇ります。境内の枝垂れ桜(しだれざくら、樹齢約300年)が磨崖仏と並んで咲く4月上旬の風景でも知られています。
海龍王寺
寺かいりゅうおうじ
奈良市
光明皇后( 東大寺関連、聖武天皇皇后)が天平7年(735)頃に整備した寺。本尊「十一面観音菩薩立像」(重要文化財、鎌倉期)。「西金堂」(国宝、奈良時代)が現存。
法華寺
寺ほっけじ
奈良市
光明皇后が天平17年(745)に創建した、奈良時代の「総国分尼寺」=全国の国分尼寺の本山。本尊「十一面観音菩薩立像」(国宝、平安初期)は、光明皇后をモデルとした稀有な仏像。
般若寺
寺はんにゃじ
奈良市
通称「コスモス寺」。飛鳥時代、舒明天皇元年(629)、高句麗の僧・慧灌(えかん)の開創と伝わる古刹。「楼門」(国宝、鎌倉期)「十三重石塔」(重要文化財、鎌倉期)など、見どころが境内随所に。秋のコスモスは奈良屈指の絶景。
円成寺
寺えんじょうじ
奈良市
通称「忍辱山(にんにくせん)」。延暦年間(782-806)、奈良西部の山中に建つ古刹。本尊「阿弥陀如来坐像」(国宝、運慶最初期作、安元2年/1176作)=運慶24歳の処女作とされる、運慶研究の最重要遺物。
久米寺
寺くめでら
橿原市
真言宗御室派の寺院。社伝によれば、推古天皇期(6世紀末-7世紀初)、聖徳太子の弟・来目皇子(くめのみこ)の創建と伝わる古刹。大和七福八宝めぐり(=寿老人担当)の一寺。「久米仙人」=空を飛んでいた仙人が、洗濯する女性のふくらはぎを見て神通力を失い堕落した稀有な伝承の聖地。「あじさい」(6月)の名所。
宝山寺
寺ほうざんじ
生駒市
通称「生駒聖天(いこましょうてん)」。真言律宗の大本山。真言宗十八本山の一つ。社伝によれば、延宝6年(1678)、湛海律師(たんかいりっし)の中興。御本尊は不動明王、聖天堂に歓喜天(=聖天尊)を祀る。「商売繁盛の聖地」=関西屈指の聖天信仰の中心、現代も大阪の商人の篤い信仰を集める。生駒山中の絶景の聖地で、ケーブルカーで参拝できる稀有な立地。
正暦寺
寺しょうりゃくじ
奈良市
御朱印菩提山真言宗(ぼだいせんしんごんしゅう)の大本山で、奈良市郊外の山あいにあります。「日本清酒発祥の地」として知られ、室町時代にこの寺で完成した諸白(もろはく)造りや菩提酛(ぼだいもと)造りが、今の日本酒造りの基礎になりました。正暦3年(992)、一条天皇の勅命を受けて兼俊(けんしゅん)僧正が開きました。本尊の金銅薬師如来倚像(こんどうやくしにょらいいぞう)は白鳳時代の作で、国の重要文化財。ふだんは秘仏で、年3回の特別公開で拝観できます。境内は約3000本のカエデに彩られ、「錦の里」と呼ばれる紅葉の名所です。
子嶋寺
寺こじまでら
高市郡高取町
御朱印子嶋寺(こじまでら)は、奈良県高市郡高取町にある高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)の寺院。本尊は大日如来(だいにちにょらい)。奈良時代に報恩大徳(ほうおんだいとく)が開いたと伝わる古い歴史を持つ。平安時代の国宝「紺綾地金銀泥絵両界曼荼羅図(こんあやじきんぎんでいえりょうかいまんだらず)」(子島曼荼羅)と、重要文化財「木造十一面観音立像」を伝えるが、現在どちらも奈良国立博物館・東京国立博物館にあずけられており、寺そのものでは見られない。山門は高取城の二の門を移築したもので、高取城の建物が現存する唯一の例として貴重。京都・清水寺(きよみずでら)の始まりにもつながる寺として知られる。