神仏教
大黒天
だいこくてん

別名・通称
大黒、だいこくさま、大黒様、マハーカーラ、大国主大神の習合
生涯・逸話
七福神の一柱、福徳・財運・五穀豊穣の神。元はインド・ヒンドゥー教のシヴァ神の化身「マハーカーラ(=大いなる黒)」=戦闘・破壊の神。
仏教に取り入れられて「大黒天」となり、伽藍守護の戦闘神として中国・日本に伝わった。
日本で「大黒(だいこく)」の音が出雲神話の「大国主大神(大国=おおくに=だいこく)」と同じことから習合し、本来の戦闘的性格から「福徳の神」に転じた稀有な習合現象。
打ち出の小槌(=願いを叶える)、米俵(=五穀豊穣)、大袋(=財宝)を持つ「ふくよかな笑顔の老人」の姿が定着した。
比叡山延暦寺では「三面大黒天」(=毘沙門天・弁才天・大黒天の合体仏)として、豊臣秀吉の出世開運のお守りとされた稀有な存在。