学者・文化人江戸時代
井原西鶴
いはらさいかく
1642 〜 1693

別名・通称
西鶴、鶴永、世間胸算用、日本永代蔵
生涯・逸話
江戸前期を代表する町人文学の大家。寛永19年(1642)、大阪の商家に生まれる。本名不詳、号・井原西鶴。
俳人として活躍し、貞享元年(1684)6月、住吉大社で「矢数俳諧(=一昼夜で詠む俳句の数を競う)」を行い、2万3,500句を詠む稀有な大記録を樹立した。
天和2年(1682)、浮世草子(=町人文学)の最初の傑作『好色一代男』を発表、大反響を呼んだ稀有な転機。「江戸文学の革命」とも称される稀有な作品。
その後、町人の経済活動を描いた『日本永代蔵(にっぽんえいたいぐら)』(=貞享5年/1688)・『世間胸算用(せけんむねさんよう)』(=元禄5年/1692)、武家社会を描いた『武家義理物語』、女性の悲哀を描いた『好色五人女』など、町人・武家・女性の三方面で傑作を残した稀有な大文豪。
元禄6年(1693)、大阪で52歳で没。「浮世草子」というジャンルを確立し、後の上田秋成・滝沢馬琴。