祭り・伝統行事一覧
葵祭(賀茂祭)
あおいまつり かもさい神事
開催時期の目安
例年5月15日
月別カテゴリ: 5月
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。(2026-08-22 時点の情報)
この祭りについて
京都三大祭の一つ(祇園祭・時代祭と並ぶ)で、賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例大祭。正式名を「賀茂祭」といい、6世紀の欽明天皇の時代に始まったと伝わる、記録に残る限り日本最古の祭事。天皇陛下からの勅使が遣わされる「三勅祭」(春日祭・石清水祭と並ぶ)の一つで、日本の神社祭祀の最上位に位置する。
「葵祭」の名は、参列者・牛車・調度・社殿までを二葉葵の葉で飾ることに由来する。二葉葵は賀茂両社の祭神が降臨した神紋であり、徳川家の三つ葉葵の原型ともいわれる。
見どころは5月15日の「路頭の儀」——平安装束・冠束帯を纏った勅使・斎王代・女房・武官・楽人など総勢約500人、牛車2両、馬36頭、装飾の車列が京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社まで約8kmを練り歩く。特に「斎王代」——皇族から選ばれた斎王に代わる未婚の女性——が十二単をまとって乗る「腰輿(およよ)」は、王朝絵巻そのものの美しさで、京都の初夏を象徴する光景となっている。