石川県の寺
7 件
妙成寺
寺みょうじょうじ
羽咋市
御朱印永仁2年(1294)に日像上人が開いたと伝わる、北陸における日蓮宗の本山。江戸時代に加賀藩前田家の保護を受け、三代藩主・前田利常が生母である寿福院の菩提所として伽藍を整えた。本堂・祖師堂・五重塔をはじめ10棟が国の重要文化財に指定され、そのうち五重塔は北陸で唯一のもの。書院前の庭園は石川県指定の名勝。
那谷寺
寺なたでら
小松市
御朱印養老元年(717)泰澄が開山した高野山真言宗別格本山。奇岩遊仙境と称される奇岩の景観と苔むした境内が国の名勝に指定されている。紅葉の名所として知られ、松尾芭蕉も「奥の細道」で訪れた。
妙立寺
寺みょうりゅうじ
金沢市
御朱印正保2年(1645)三代藩主前田利常が建立した日蓮宗の寺院。「忍者寺」の通称で知られ、落とし穴の賽銭箱・隠し階段・29ある階段など無数の仕掛けを持つ謎に包まれた複雑な構造で有名。
大乗寺
寺だいじょうじ
金沢市
御朱印金沢市の南、山あいに建つ曹洞宗(そうとうしゅう)の寺。山号は東香山(とうこうざん)、本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)。曹洞宗の大本山・永平寺(えいへいじ)の三代目である徹通義介(てっつうぎかい)が開いた寺で、二代目の住職は、のちに大本山・總持寺(そうじじ)を開く瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)だった。つまり曹洞宗の二つの大本山の両方に、この寺が直接つながっている。禅宗の修行道場として七堂伽藍(しちどうがらん=禅寺に必要な7つの建物)が回廊でつながった配置をそのまま残し、仏殿は国の重要文化財。ほかに道元(どうげん)の直筆を含む書物5件が重要文化財に指定されている。今も修行僧が暮らす現役の道場で、毎週日曜日には誰でも参加できる坐禅会が開かれている。観光客でにぎわう金沢の名所とは対照的に、静かで張りつめた空気が残る寺である。
永光寺
寺ようこうじ
羽咋郡羽咋市
御朱印正和元年(1312)瑩山禅師が開山した曹洞宗の大本山。能登の名刹で、瑩山禅師はここで「伝光録」等を著した。曹洞宗の「三本山」の一つとして格式高く、全国の曹洞宗寺院の末寺を多数持つ。
総持寺祖院
寺そうじじそいん
輪島市
御朱印曹洞宗の寺院で、山号は諸嶽山(しょがくざん)。鎌倉時代末の元亨(げんこう)元年(1321年)、瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師が開いた。二祖・峨山韶碩(がさんじょうせき)禅師の代に大きく発展し、江戸時代には幕府から曹洞宗の大本山(だいほんざん)として認められた、日本曹洞宗の中心的な道場である。明治31年(1898年)の大火で多くの建物を焼失し、明治44年(1911年)に本山を横浜市鶴見区に移した後は「祖院」として能登に残った。令和6年(2024年)1月の能登半島地震で山門や大祖堂(だいそどう)をはじめ多くの建物が被災したが、修復を経て令和7年(2025年)4月から通常拝観を再開している。被災後の同年12月には、大祖堂・仏殿・山門など16棟が新たに国の重要文化財に指定された。
總持寺祖院
寺そうじじそいん
輪島市
御朱印曹洞宗の大本山として約580年にわたり教団の中心だった禅刹。 元亨元年(1321)に瑩山紹瑾が開き、明治31年(1898)の大火をきっかけに本山機能は横浜・鶴見へ移り、能登に残されたこの地が「祖院」となった。 令和6年(2024)1月の能登半島地震で伽藍41棟すべてが被災したが、同年12月に大祖堂・仏殿・山門など16棟が国の重要文化財に指定された。令和7年(2025)4月から通常拝観を再開している。