この寺について
曹洞宗の寺院で、山号は諸嶽山(しょがくざん)。鎌倉時代末の元亨(げんこう)元年(1321年)、瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師が開いた。二祖・峨山韶碩(がさんじょうせき)禅師の代に大きく発展し、江戸時代には幕府から曹洞宗の大本山(だいほんざん)として認められた、日本曹洞宗の中心的な道場である。明治31年(1898年)の大火で多くの建物を焼失し、明治44年(1911年)に本山を横浜市鶴見区に移した後は「祖院」として能登に残った。令和6年(2024年)1月の能登半島地震で山門や大祖堂(だいそどう)をはじめ多くの建物が被災したが、修復を経て令和7年(2025年)4月から通常拝観を再開している。被災後の同年12月には、大祖堂・仏殿・山門など16棟が新たに国の重要文化財に指定された。
歴史・由来
このお寺の歴史を語る鍵は、幾度もの災いを越えて、そのたびに祈りの場として再興されてきた粘り強さにある。
元亨元年(1321年)、瑩山紹瑾禅師がこの地に開いた総持寺は、二祖・峨山韶碩禅師とその弟子たちの活躍によって、日本曹洞宗の中心道場として発展した。江戸時代には幕府から曹洞宗の大本山として認められ、永平寺と並ぶ格式を持つようになった。
しかし明治31年(1898年)、大火によって多くの建物を焼失する。この時、本山は明治44年(1911年)に横浜市鶴見区へ移されたが、能登に残ったこの寺は「祖院」として再興され、以後も曹洞宗発祥の地として大切にされてきた。
平成19年(2007年)の能登半島地震では境内の建物30棟すべてが被害を受けたが、修復を重ね、令和3年(2021年)4月に落慶法要が営まれた。ところが令和6年(2024年)1月の能登半島地震で再び被災し、禅悦廊(ぜんえつろう)などが倒壊、経蔵や大祖堂にも大きな損傷が及んだ。それでも同年12月9日、大祖堂・仏殿・山門・鐘鼓楼(しょうころう)及び回廊など16棟が、復興の歩みを象徴するように国の重要文化財に指定された。令和7年(2025年)4月1日からは通常の拝観を再開しており、今もなお復興が続く「生きている古刹」である。
見どころ・特徴
【山門】総檜(そうひのき)造り、高さ17.5メートルの二層門。細部の装飾に優れ、国の重要文化財に指定されている。
【大祖堂】法堂(はっとう)と祖師道(そしどう)を兼ねる、広々とした内部空間を持つ建物。国の重要文化財。
【仏殿】曹洞宗の伝統的な様式を伝える建物で、国の重要文化財。
【経蔵】多くの経典を納める建物。令和6年の地震でも被害を受けたが、重要文化財として復旧が進められている。
【坐禅体験・精進料理】坐禅体験(1000円程度)や精進料理(3000円から4000円程度、要予約)が受けられる。曹洞宗の修行の雰囲気を体感できる。
境内には令和6年の地震の復旧工事の様子も見られ、700年を超える歴史を持つ古刹が今まさに復興の道を歩んでいる姿を感じられる場所でもある。
学び・特徴
主祭神
釈迦牟尼仏
社格
曹洞宗大本山總持寺(現・横浜市鶴見区)の祖院。江戸時代に幕府から曹洞宗の大本山と認められた歴史を持つ。
創建
元亨元年(1321)
ご利益
厄除け家内安全
テーマ
パワースポット
基本情報
住所
石川県輪島市門前町門前1-18-1
参拝時間
令和7年(2025年)4月1日から通常拝観を再開。拝観時間は8時から17時まで。拝観料は大人500円、中学生・高校生400円、小学生200円。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
車の場合は、金沢方面からのと里山海道「穴水インターチェンジ」を利用し、ICから約20分(金沢から全体で約1時間50分)。電車とバスの場合は、のと鉄道七尾線「穴水」駅から北鉄奥能登バス穴水線に乗り、「門前総持寺前」バス停で下車する(所要約35分)。駐車場は自家用車50台、大型バス20台分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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