TabiShiri
学者・文化人戦国時代

樂長次郎

らくちょうじろう

1516 〜 1592

学者・文化人「樂長次郎」(戦国時代)

別名・通称

長次郎、初代樂吉左衛門、楽焼の祖

戦国時代の陶工(1516-1592)。中国・明から来日した陶工の子。千利休の指導で「楽焼」(=手捏ねの黒・赤茶碗)を創始した稀有な存在。「樂家」初代として、現代まで続く樂焼の流派を開いた。
生涯・逸話
日本陶磁史を代表する陶工、楽焼の祖。永正13年(1516)、中国・明から来日した陶工・阿米也の子として京都に生まれる。 天正期(1573-1592)、千利休の指導で、侘び茶のための茶碗を制作。手捏ね(=ろくろを使わない)で形作り、低温で焼成した独特の黒・赤茶碗「樂焼」を創始した稀有な存在。 代表作「黒楽茶碗 銘 大黒」「赤楽茶碗 銘 早船」など、現代も国宝・重要文化財として伝わる稀有な傑作。 天正14年(1586)、豊臣秀吉の聚楽第造営の際、秀吉から「樂」の字の金印を賜ったことから「樂家」と称するようになった稀有な経緯。 文禄元年(1592)、京都で77歳で没。樂家は現代まで16代続く稀有な大流派(=現当主は樂直入)。