この寺について
至徳2年(1385)、千葉胤貞(ちばたねさだ)が日英上人(にちえいしょうにん)を開山として創建した日蓮宗の寺院。第二世の日親(にっしん)上人が、時の将軍を諫めた末に灼熱の鍋を被せられる拷問を受けたと伝わることから「鍋かむり日親」の名で知られる。境内には日親が荒行を行ったと伝わる小さな池が残り、鎌倉・江の島七福神の寿老人(じゅろうじん)も祀られている。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、千葉氏の祖先供養から始まり、二世・日親(にっしん)の壮絶な法難によって語り継がれてきた歴史にある。
至徳2年(1385)、鎌倉幕府の有力御家人であった千葉氏の一族・千葉胤貞(ちばたねさだ)が、祖先の追福のために創建したのが妙隆寺のはじまりと伝わる。開山には、下総国(現在の千葉県市川市)の中山法華経寺から日英上人(にちえいしょうにん)が迎えられた。
寺の名を大きく高めたのが、日英の甥にあたる第二世・日親(にっしん)上人である。日親は永享11年(1439)ごろ、室町幕府第6代将軍・足利義教(あしかがよしのり)に「立正治国論(りっしょうちこくろん)」を献じて政治のあり方を諫めようとしたが、これが将軍の怒りを買い、捕らえられて厳しい拷問を受けたと伝わる。灼熱に焼いた鍋を頭に被せられたという逸話から、「鍋かむり日親」の異名で今に語り継がれている。境内には、日親が布教にあたって冷水行を行ったと伝わる小さな池も残されている。
なお、妙隆寺から鶴岡八幡宮方向へ約100メートル進んだ小町大路沿いには、日蓮聖人が辻説法を行ったと伝わる「日蓮辻説法跡」があるが、これは妙隆寺の境内とは別の史跡である。
見どころ・特徴
【行の池(ぎょうのいけ)】本堂の脇に残る小さな池は、鍋かむり日親が冷水行を行ったと伝わる場所。今も静かにたたずんでいる。
【鎌倉・江の島七福神 寿老人(じゅろうじん)】境内の小さなお堂には、長寿の神様・寿老人が祀られている。正月には七福神めぐりの参拝者でにぎわう。
【夏から秋の芙蓉(ふよう)】本堂のまわりでは、8月から9月ごろにかけて芙蓉の花が見ごろを迎える。朝は白く咲き、夕方にかけて色づいていく「酔芙蓉(すいふよう)」も見られるといわれている。
年中行事・お祭り
【正月の七福神めぐり】鎌倉・江の島七福神の一つとして、寿老人(じゅろうじん)を祀る妙隆寺には、正月に七福神めぐりの参拝者が多く訪れる。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ずご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
釈迦牟尼仏
社格
日蓮宗(叡昌山、えいしょうざん)
創建
至徳2年(1385)、千葉胤貞(ちばたねさだ)が日英上人(にちえいしょうにん)を開山として創建した。
ご利益
厄除け
テーマ
パワースポット七福神
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
神奈川県鎌倉市小町2-17-20
参拝時間
通常は10時から16時まで(1月のみ9時から16時まで)。拝観料は特に定められておらず、志納(志納金)となっています。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR鎌倉駅東口より徒歩8分
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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