この神社について
徳川家康(東照大権現)を祀る神社です。徳川氏発祥の地とされる世良田の、長楽寺(ちょうらくじ)の境内に、日光東照宮の奥社から移した建物を中心に建てられました。本殿・拝殿・唐門・大鉄灯籠は国の重要文化財で、境内は国史跡「新田荘遺跡(にったのしょういせき)」の一部です。
歴史・由来
この神社を理解する鍵は、家康が「徳川」を名乗るもとになった土地、世良田にあります。
【徳川氏の故郷】
世良田は、徳川氏のルーツとされる土地です。家康は、三河守(みかわのかみ)に任官する際に、先祖を上野国(こうずけのくに)の世良田郷(いまの太田市世良田町)とし、徳川の名を名乗るようになったとされます。ここには鎌倉時代に創建された名刹の長楽寺があり、江戸時代には徳川家の尊崇を受けて栄えました。この地は、新田氏の開祖・新田義重(にったよししげ)の居館の跡でもあります。
【日光からの移築】
寛永16年(1639)、天海大僧正(てんかいだいそうじょう)の要請を受けた三代将軍・徳川家光が、日光東照宮の奥社に元和年間に造られた建物を、長楽寺の境内に移して東照宮を建てました。移されたのは唐門(からもん)と拝殿などで、多宝塔(たほうとう)も移されましたが、明治初めの廃仏毀釈で失われ、今はありません。本殿は、移築のときに新しく造られました。遷座(せんざ)は寛永21年(1644)10月11日です。
【江戸時代の東照宮】
江戸時代には、幕府の直轄で社殿の修理が行われました。庶民が境内に入れるのは、4月17日と正月だけだったといいます。
見どころ・特徴
【日光から移された社殿】
日光東照宮の奥社から移された唐門と拝殿が、世良田に今も残ります。本殿・拝殿・唐門・大鉄灯籠は、国の重要文化財です。
【巣籠もりの鷹】
本殿には、「巣籠もりの鷹」の彫刻があります。左甚五郎(ひだりじんごろう)の作と伝わります。
【新田荘遺跡】
境内一帯は、国史跡「新田荘遺跡」の一部です。新田氏のはじまりの地に、徳川氏ゆかりの東照宮が建っています。
【桜】
春には、ソメイヨシノが咲くことで知られます。
【訪ねかた】
近くに、長楽寺と、世良田東照宮・長楽寺の所蔵資料を展示する太田市立新田荘歴史資料館があります。あわせて歩くと、徳川氏の故郷としての世良田の歴史がつかめます。
年中行事・お祭り
【例大祭】
例年4月17日に行われます。
【葵まつり】
例年4月の第1日曜日に行われると紹介されています。一般の人も参加できる行事です。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
東照大権現(徳川家康)
社格
社殿は国の重要文化財。境内は国史跡「新田荘遺跡」の構成遺跡。
創建
寛永16年(1639)、日光東照宮の奥社の建物を長楽寺の境内に移して創建。寛永21年(1644)10月に遷座。
基本情報
住所
群馬県太田市世良田町3119-1
参拝時間
午前9時から午後4時30分までと案内されています。時期によって異なります。拝殿・本殿・宝物館の拝観料は300円と案内されています。時間や料金は変更される場合があります。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
東武伊勢崎線の世良田駅から徒歩約20分。車の場合は、北関東自動車道の伊勢崎ICから約12km、関越自動車道の花園ICから約19km。歴史公園の駐車場(無料)が使えます。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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