この神社について
歴史・由来
陸奥国一の宮にして、東北地方の総鎮守。創建年代は不明だが、奈良時代の宝亀年間(770-781)には既に朝廷に篤く崇敬されていた古社。
祭神は塩土老翁神(しおつちおじのかみ)。海の神・製塩の神・航海の神として、宮城県の沿岸部の人々に古来より親しまれてきた。海上交通の要衝・松島湾を見下ろす高台に鎮座することから、海運業者・漁業者の信仰が特に篤い。
鎌倉時代、伊達朝宗が地頭として赴任して以来、伊達氏代々の崇敬を受けた。慶長12年(1607)、仙台藩初代藩主・伊達政宗が大改修。現存する社殿は宝永元年(1704)、4代藩主・伊達綱村による造営で、国の重要文化財。
「鹽竈」の名は、塩土老翁神が住民に製塩法を伝授したという伝説に由来する。今も毎年7月4日〜6日の「藻塩焼神事」では、古代の製塩法を再現する祭礼が行われ、東北の祭祀の原型を今に伝える。
見どころ・特徴
202段の表参道の石段は、東北屈指の神社参道。「男坂」と呼ばれ、登り切ると松島湾の絶景が広がる。脇に「女坂」もあり、こちらは緩やかな坂道。
社殿は「鹽竈造」と呼ばれる独特の様式。左右宮(しゃろうぐう)と別宮(べつぐう)の3社を一直線に並べる稀有な配置で、別宮には主祭神・塩土老翁神、左右宮には武甕槌神・経津主神が祀られる。
境内に咲く「鹽竈桜」は国の天然記念物。花弁が一重と八重が混在する珍しい品種で、4月下旬から5月上旬に淡紅色の大輪を咲かせる。
境内末社「志波彦神社」は、陸奥国名神大社で、明治7年(1874)に当地に遷座。鹽竈神社と並ぶ両宮形式となった。
東日本大震災(2011)では、津波が階段下まで迫ったが、高台の社殿は無事。「海から人々を見守る神」としての性格を改めて示した、東北の精神的支柱。
学び・特徴
主祭神
塩土老翁神武甕槌神経津主神
社格
陸奥国一宮・旧官幣中社・別表神社
創建
806年(大同元年)以前(詳細不明)
ご利益
海上安全五穀豊穣縁結び厄除け
テーマ
桜パワースポット
この場所を巡る軸
祭り・伝統行事
基本情報
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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