この場所について
東京証券取引所(とうきょうしょうけんとりひきじょ)は、中央区の兜町(かぶとちょう)にある、株式などを売り買いする市場を運営する施設です。運営は日本取引所グループです。
この建物の中には、「東証Arrows」という見学施設があり、予約なしで入れる自由見学のほか、案内つきのツアーや株式投資の体験コーナーを無料で利用できます。株式のしくみや、日本の証券市場のあゆみを、実際の取引の現場に近い場所で知ることができます。
歴史・由来
東京証券取引所の前身にあたる東京株式取引所は、1878年(明治11年)に生まれました。
同じ年の5月、東京の実業界の有力者だった渋沢栄一(しぶさわえいいち)らが設立を願い出ました。5月15日に大蔵卿(おおくらきょう)の大隈重信(おおくましげのぶ)から免許を受け、資本金20万円、株主95名で創立されています。6月1日から実際の売買が始まり、仲買人(なかがいにん)76名と取引所の職員14名が担当しました。決まりごとをつくる際には、ニューヨークの証券取引所の規則が参考にされたと伝えられています。
渋沢栄一は、日本に会社と株式という新しいしくみを根づかせた人物として紹介されています。
1923年(大正12年)の関東大震災では取引所の建物も全焼し、兜町一帯が焼け野原になりましたが、10月27日には焼け跡に張った天幕の中で現物取引が再開されました。戦後は、1949年(昭和24年)4月1日に東京証券取引所が設立され、5月16日に最初の取引が行われました。
取引の方法は、時代とともに変わっていきました。1980年代から売買のシステム化が段階的に進み、1999年(平成11年)4月30日に、株券を売買していた立会場(たちあいじょう)が閉じられました。現在の売買は、コンピューターのシステムを使って行われています。
見どころ・特徴
【証券史料ホール】
日本の証券市場のあゆみと、東京証券取引所の歴史を中心に展示と解説をしているコーナーです。公式サイトでは、東京株式取引所の創立証書や定款(ていかん)の写真が紹介されています。
【見学回廊とマーケットセンター】
回廊(かいろう)からは、直径17メートルのガラスシリンダーで覆われたマーケットセンターを見渡せます。ここでは市場を見守る業務が行われています。あわせて、プレゼンテーションステージやメディアセンターも一望できます。
【株式投資体験コーナー】
架空の持ち金で、架空の銘柄を売り買いして、株式取引の流れを体験できるコーナーです。実際のお金は使いません。
【上場の鐘】
新しく上場する会社のセレモニーで打ち鳴らされる鐘です。
【見学の流れ】
見学の受付は西玄関です。手荷物検査があり、スーツケースなど大きな荷物は持ち込めません。館内での写真撮影はできますが、スタッフの撮影や録音は禁止されています。
【周辺を歩く】
兜町一帯は、戦後も早い時期に復興し、証券の街として知られてきた地域です。取引所の北側には、兜町の名の由来とされる兜岩のある兜神社があります。取引所を見学したあとは、街の雰囲気も味わってみてください。
学び・特徴
創設
東京株式取引所は1878年(明治11年)5月15日に創立され、6月1日に売買が始まりました。東京証券取引所は、1949年(昭和24年)4月1日に設立されています。
基本情報
住所
東京都中央区日本橋兜町2番1号
開館時間
【見学の時間】
自由見学は、9時から16時30分までです(最終入館は16時)。
案内つきの見学ツアーは、9時から10時まで、10時から11時まで、13時から14時まで、14時から15時までの1日4回です。
株式投資体験は、10時、11時、14時、15時から始まり、各約30分です。
【休み】
土曜日、日曜日、祝日、年末年始はお休みです。
【料金】
無料です。
【予約】
自由見学は、1人から9人までなら予約は要りません。10人以上の団体は、事前の相談が必要です。
見学ツアーと株式投資体験は、オンライン予約が必要です。
英語の案内や通訳つきの見学は、オンライン予約ではなく、相談の申込みになります。
お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
東西線の茅場町(かやばちょう)駅から徒歩5分(出口11)、日比谷線の茅場町駅から徒歩7分(出口7)、都営浅草線の日本橋駅から徒歩5分(出口D2)、JR東京駅(八重洲中央口)から徒歩20分です。駐車場はありません。見学の入口は西玄関です。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
訪問記録
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