文化施設新宿区立の記念館。跡地の漱石公園は新宿区指定史跡。 新宿区
漱石山房記念館
そうせきさんぼうきねんかん
別名:新宿区立漱石山房記念館(しんじゅくくりつそうせきさんぼうきねんかん)
この場所について
夏目漱石(なつめそうせき)が亡くなるまで暮らした家「漱石山房(そうせきさんぼう)」の跡地に、2017年(平成29年)9月24日に開館した、新宿区立の記念館です。
跡地の一部は区立の漱石公園になっていて、記念館とあわせて、漱石が暮らした町の空気にふれられます。
歴史・由来
ここは、漱石が人生の最後の日々を過ごした家の跡です。
漱石は明治40年(1907)に、牛込区早稲田南町(現在の新宿区早稲田南町)へ移り住みました。この家は「漱石山房」と呼ばれ、漱石を慕う人たちが集まる文学の集まり「木曜会(もくようかい)」でも知られます。区の案内には、移り住んだあとに『三四郎』『それから』『門』『こゝろ』などが発表されたと書かれています。
漱石は大正5年(1916)12月9日に、この地で亡くなりました。跡地は「夏目漱石終焉(しゅうえん)の地」として、昭和61年(1986)に区の史跡に指定されています。
漱石の死後、遺族が飼っていた犬、猫、小鳥を供養するために猫塚(ねこづか)が建てられました。昭和28年(1953)には、区がその石塔を復元しています。
2017年に開館した記念館は、漱石山房の一部を再現しています。
見どころ・特徴
【漱石山房の再現】
記念館では、漱石の住まいだった漱石山房の一部が再現されています。漱石が過ごした部屋の気配を想像しながら見学できます。
【漱石公園と猫塚】
跡地の一部は、区立の漱石公園(新宿区指定史跡)になっています。園内には、富永直樹(とみながなおき)作の漱石の胸像が、平成3年(1991)に建てられています。碑面には「則天去私(そくてんきょし)」の言葉が刻まれています。胸像のそばで、猫塚も探してみましょう。
【周辺を歩く】
最寄りの早稲田駅の周辺には、穴八幡宮(あなはちまんぐう)や早稲田大学があります。漱石が暮らした「文学の町」から、学びの町へと歩きつなぐと、早稲田の空気が立体的に見えてきます。
作品ゆかり
『三四郎』『それから』『門』『こゝろ』は、漱石が早稲田南町へ移ったあとに発表された作品として、新宿区の案内に紹介されています。記念館の展示とあわせて、読み返してから訪ねるのもおすすめです。
学び・特徴
指定・選定
新宿区立の記念館。跡地の漱石公園は新宿区指定史跡。
創設
2017年(平成29年)9月24日開館。跡地は昭和61年(1986)に「夏目漱石終焉の地」として区の史跡に指定。
テーマ
文学ゆかり史跡歴史
基本情報
住所
東京都新宿区早稲田南町7
開館時間
記念館は、10時から18時までです(入館は17時30分まで)。月曜日が休館日です(月曜日が休日の場合は翌日が休館とされています)。ほかの休館日や観覧料は、お出かけ前に新宿区の案内でご確認ください。
漱石公園は、4月から9月は8時から19時まで、10月から3月は8時から18時まで利用できます。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田」駅の1番出口から徒歩約10分、都営地下鉄大江戸線「牛込柳町」駅の東口から徒歩約15分とされます。バスは、都営バス(白61)の「牛込保健センター前」から徒歩約2分です。駐車場はありません。
訪問記録
記録を確認中...