TabiShiri
寺真言宗智山派/御府内八十八ヶ所 第43番 台東区

成就院

じょうじゅいん

別名:神勝山成就院、百観音成就院

この寺について
成就院(じょうじゅいん)は、東京都台東区元浅草(もとあさくさ)にある真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の寺で、「百観音(ひゃくかんのん)成就院」とも呼ばれます。山号(さんごう)は神勝山で、江戸時代の記録には阿弥陀三尊(あみださんぞん)を本尊とすると記されています。 御府内八十八ヶ所(ごふないはちじゅうはちかしょ)の第43番札所です。江戸時代には境内に百体の観音像が祀られていたと伝えられ、通称の由来に思いをはせながら参拝できます。

歴史・由来

【名前に残る「百観音」】 成就院を読み解く手がかりは、通称の「百観音」にあります。百観音とは、西国(さいごく)三十三所、坂東(ばんどう)三十三所、秩父(ちちぶ)三十四所の観音霊場をあわせた呼び名です。 江戸時代には、境内に百体の観音像が祀られていたと伝えられます。同じ名前の成就院が下谷田中(したやたなか)にもあったため、区別して「百観音成就院」と呼ばれるようになったと紹介されています。 【創建と移転】 江戸時代の寺社の記録『御府内寺社備考(ごふないじしゃびこう)』によると、観宥(かんゆう)法印を開山として、矢の倉(やのくら、浅草橋のあたり)に創建されました。その後、万治年間(1658〜1661)に現在地へ移ったとされます。観宥法印は寛永5年(1628)に亡くなったと記されています。 ただし、同じ記録の別の箇所では別の僧を開山としており、記述に食い違いがあります。寺でも建立の年代をはっきりとは把握していないと紹介されています。 【本尊について】 『御府内寺社備考』は本尊を阿弥陀如来の三尊像と記しています。境内の掲示を引いた参拝記も、阿弥陀三尊の立像としています。

見どころ・特徴

【聖観音の像】 かつて百体の観音像が祀られた境内には、いまは聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)の像が立つと、参拝記に書かれています。通称の「百観音」を、目の前の像から思い起こせます。 【江戸時代の堂宇】 『御府内寺社備考』には、本堂に弘法大師(こうぼうだいし)と興教大師(こうぎょうだいし)の木座像、三宝荒神(さんぽうこうじん)、大日如来(だいにちにょらい)が、観音堂には百体観音と弘法大師が、ほかに石地蔵堂があったと記されています。江戸時代の記録で、いまの境内にそのまま残るかは確認できていません。 【訪ねかた】 御朱印や納経(のうきょう)の受付は、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。 【周辺を歩く】 同じ元浅草には、第45番観蔵院(かんぞういん)、第51番延命院(えんめいいん)、第60番吉祥院(きちじょういん)、第61番正福院(しょうふくいん)、第82番龍福院(りゅうふくいん)の札所があります。
学び・特徴
本尊
阿弥陀三尊
宗派・寺格
真言宗智山派/御府内八十八ヶ所 第43番
創建
創建の年は寺でも明確に把握していないとされる。『御府内寺社備考』では観宥法印(寛永5年・1628没)を開山として矢の倉に創建、万治年間(1658〜1661)に現在地へ移転(別の箇所では別の僧を開山とする食い違いあり)。
テーマ
霊場・巡礼
この場所を巡る軸
基本情報
住所
東京都台東区元浅草4-8-12
参拝時間
参拝できる時間や、御朱印・納経の受付については、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】東京メトロ銀座線の田原町駅または稲荷町駅が最寄りの目安です。 【車】専用駐車場の有無は確認できませんでした。お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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