この寺について
京都の東山、松原通にある臨済宗建仁寺派(りんざいしゅうけんにんじは)の寺で、「六道さん」と呼ばれて親しまれています。平安時代の小野篁(おののたかむら)が、この寺の井戸から冥土に通い、閻魔大王の手伝いをしたという言い伝えが残ります。お盆の前の六道まいりには、先祖の霊を迎える「迎え鐘」を撞きに多くの人が訪れます。
歴史・由来
六道珍皇寺を理解する鍵は、この寺があった場所が、昔の人にとってこの世とあの世の境だったことです。
【六道の辻】
寺の門前あたりは「六道の辻(ろくどうのつじ)」と呼ばれてきました。平安京の葬送の地だった鳥辺野(とりべの)の入口にあたり、この世とあの世の境と考えられていた場所です。
【創建と臨済宗への改宗】
創建については諸説があり、延暦年間(782〜806)に慶俊(けいしゅん)が開いたとも、承和3年(836)に建てられたともいわれます。鎌倉時代までは東寺の末寺でしたが、やがて荒れてしまいました。貞治3年(1364)に建仁寺の聞溪良聰(もんけいりょうそう)が再興し、臨済宗の寺になりました。
【小野篁の言い伝え】
平安時代の役人で歌人の小野篁は、昼は朝廷に仕え、夜はこの寺の井戸から冥土に通って閻魔大王の手伝いをしたと伝わります。本堂裏の庭にある「冥土通いの井戸」のほか、平成23年(2011)には帰り道に使ったと伝わる「黄泉がえりの井戸」も隣の土地から見つかりました。
年中行事・お祭り
【六道まいり】例年8月7日〜10日
お盆に先祖の霊を迎える行事です。経木に戒名などを書いて水をそそいで供養し、迎え鐘を撞きます。門前では、霊が穂先を伝って帰ってくるといわれる高野槇(こうやまき)が売られます。
日程や内容は変わることがあるので、お出かけ前に公式情報をご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
薬師如来
宗派・寺格
臨済宗建仁寺派。本尊の薬師如来坐像は国の重要文化財
創建
延暦年間(782〜806)に慶俊が開いたとされる(承和3年〈836〉創建説など諸説あり)
ご利益
先祖供養
テーマ
重要文化財祭り歴史
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
京都府京都市東山区小松町595
参拝時間
境内は自由に散策できます。お堂の中の拝観は事前の申し込みが必要です。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
京都市バス「清水道」から徒歩約5分。京阪「清水五条駅」または「祇園四条駅」から徒歩約20分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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