祭り・伝統行事一覧
稲荷祭
いなりさい例大祭
開催時期の目安
例年4月20日近くの日曜(神幸祭)〜5月3日(還幸祭)
月別カテゴリ: 4月・5月
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。(2026-08-22 時点の情報)
この祭りについて
全国3万社を数える稲荷神社の総本宮・伏見稲荷大社の最も重要な祭事。827年(天長4年)の淳和天皇の勅命により始まったとされ、1200年近い歴史を持つ。祭神・宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を筆頭とする稲荷五神が、年に一度、山上の御本殿から氏子区域の御旅所(八条御旅所)まで渡御する神幸行事。
【日程の構成】祭りは大きく 3 段階に分かれる:
1. **神幸祭(お出まし)**:例年4月20日に近い日曜。5基の神輿が本殿を発輦し、東寺門前で神供を受けたのち、御旅所へ渡御する。
2. **氏子区内巡幸**:4月末〜5月2日、氏子区域を神輿が巡る。
3. **還幸祭(お帰り)**:5月3日。御旅所から本殿へ神輿が還御する。
【由来】稲荷信仰は元来、稲を象徴とする穀霊信仰から出発し、平安遷都後に東寺と結びついて全国に広がった。淳和天皇の頃、朝廷が凶作を憂えて稲荷神を厚く祀ったことが、稲荷祭の起源と伝わる。この歴史があるため、還幸祭では東寺の僧侶が神輿を迎える「稲荷祭・東寺神供」という神仏習合の名残が今も残る。
【見どころ】千本鳥居で知られる伏見稲荷大社の朱塗り極彩色の神輿5基が、大鳥居前の門前町・伏見稲荷駅前を練り歩く場面は、京都の初夏を告げる風景として親しまれる。稲荷神が実際に街に降りてきて氏子と共に過ごす、稲荷信仰の生きた姿に触れられる。
開催場所1 箇所