この寺について
臨済宗妙心寺派の寺院で、四国八十八ヶ所霊場の第11番札所。弘仁6年(815)に弘法大師空海が薬師如来像を刻んで堂を建て、寺の前に五色の藤を植えたと伝わります。藤は寺名の由来で、例年4月下旬から5月上旬ごろに花を付けます。本堂の左手から、第12番焼山寺(しょうさんじ)へ向かう遍路道が始まります。
歴史・由来
寺伝では、弘仁6年(815)に弘法大師空海が、自身の厄除けと人々の安寧を願って薬師如来像を刻み、堂を建てたのが始まりとされます。寺の前に五色の藤を植えたことから「藤井寺」と呼ばれるようになったと伝わり、のちに真言密教の道場として七堂伽藍を備えた大寺院に発展しました。
天正年間(1573〜1592)に長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)の兵火で焼失しましたが、延宝2年(1674)に禅師が再興して臨済宗に改まり、四国八十八ヶ所では珍しい禅寺になりました。天保3年(1832)の火災で本尊以外が焼け、現在の堂宇は万延元年(1860)に再建されたものです。
本尊の薬師如来坐像は、兵火や火災を免れたとされ、国の重要文化財に指定されています。厄除けの薬師として信仰を集めています。
見どころ・特徴
【五色の藤】寺名の由来となった藤で、弘法大師の手植えと伝わります。例年4月下旬から5月上旬ごろが見頃です。
【本堂の雲龍図】本堂の天井には、地元出身の画家が昭和52年(1977)に描いた、約30畳の龍の絵があります。
【白龍弁財天】本堂の左奥のお堂に祀られ、四国霊場で唯一の白龍弁財天とされます。
【遍路ころがし】本堂の左手から、次の第12番札所・焼山寺へ続く約13kmの山道が始まります。四国遍路の難所として知られ、所要時間は5時間から9時間ほどといわれます。
【見学のヒント】焼山寺への道は途中に飲食店や宿泊施設がないとされます。時間がない場合は、入口から10分ほど歩くだけでも、遍路道の雰囲気を味わえます。
学び・特徴
本尊
薬師如来
宗派・寺格
臨済宗妙心寺派。四国八十八ヶ所霊場第11番札所
創建
弘仁6年(815)、弘法大師空海の開創と伝わる
ご利益
健康・病気平癒厄除け
テーマ
四国遍路文化財歴史
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525
参拝時間
納経所の受付は8時から17時です。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR鴨島駅から南へ約2.5kmから2.8km、徒歩で約35分です。駅からタクシーで約10分。車は徳島自動車道の土成ICから約8km(約20分)です。門前に有料の民営駐車場があり、普通車は300円ほどです。宿坊はありません。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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