この神社について
東京十社の一社で、小石川の鎮守として知られる神社です。948年に加賀の白山比咩神社の分霊を迎えて創建されたと伝わり、江戸時代には徳川綱吉と生母の桂昌院の崇敬を受けました。例年6月の文京あじさいまつりでは、境内と白山公園にかけて咲く約3,000株のあじさいと、期間中に登れる富士塚で知られています。
歴史・由来
白山神社を理解する鍵は、加賀の白山信仰が江戸に根づき、将軍家とのつながりの中で二度の移転を経て、今の地に落ち着いた、という流れです。
社伝では、天暦2年(948年)に加賀国一宮の白山比咩神社の分霊を迎え、武蔵国豊島郡の本郷元町(今の本郷1丁目付近)に祀ったのが始まりと伝わります。祭神は菊理媛神、伊弉諾尊、伊弉冉尊の三柱です。
江戸時代に入ると、元和年間(1615年から1624年)に、将軍徳川秀忠の命で巣鴨原(今の小石川植物園の地)へ移りました。その後、明暦元年(1655年)に、館林藩主だった徳川綱吉(のちの五代将軍)の屋敷をつくるため、今の場所へ移ったとされます。この縁で、綱吉と生母の桂昌院から厚い信仰を受け、小石川の鎮守として栄えました。白山という地名も、この神社に由来するとされます。
江戸時代には火災で社殿が焼けたこともあり、元禄16年(1703年)の火災が伝わります。拝殿は明治32年(1899年)に造営され、昭和8年(1933年)に改修されたとされます。
明治時代の初めに准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)に指定され、今も東京十社の一社に数えられています。
見どころ・特徴
【あじさいと文京あじさいまつり】
境内から隣の白山公園にかけて、約3,000株のあじさいが咲きます。見頃は例年6月上旬から中旬で、この時期に文京あじさいまつりが開かれます。近年は、あじさいの鉢植え販売、模擬店、コンサート、あじさい神輿、ガイドツアーなどが行われています。
【富士塚】
境内には富士塚があり、山頂には浅間神社の祠があります。登って参拝できるのは、あじさいまつりの期間中だけです。
【歯ブラシ供養】
あじさいまつりの期間中には、歯ブラシ供養が行われます。この神社には、歯の痛みを止める信仰もあるとされます。
【境内の社】
拝殿の左手には関東松尾神社があり、境内にはほかに八幡神社、七つの社をまとめた合祀殿、東参道わきの福受稲荷神社があります。八幡神社には、源義家が桜に旗を掛けて戦勝を祈ったという伝承が残ります。
【社殿と狛犬】
瓦ぶきの拝殿のうしろに、入母屋造の本殿が建っています。拝殿の前の狛犬は、目が金色に塗られていることで知られます。
【孫文の記念碑】
境内には、孫文にまつわる記念碑もあります。
年中行事・お祭り
【文京あじさいまつり(例年6月上旬から中旬)】
境内から白山公園にかけて約3,000株のあじさいが咲く時期に開かれます。令和8年(2026年)の第42回は6月6日から14日、2025年の第41回は6月7日から15日でした。期間中は富士塚が公開され、土日を中心に、あじさいの鉢植え販売、模擬店、コンサート、あじさい神輿、ガイドツアー、歯ブラシ供養などが行われます。
【例大祭(9月中旬)】
例年9月中旬に行われるとされます。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
菊理媛命伊弉諾尊伊弉冊尊
社格
東京十社
創建
天暦2年(948年)、加賀国一宮の白山比咩神社の分霊を勧請して創建されたと伝わる
ご利益
縁結び家内安全
テーマ
あじさい
基本情報
住所
東京都文京区白山5-31-26
アクセス
都営地下鉄三田線「白山」駅(A3出口)から徒歩約3分、東京メトロ南北線「本駒込」駅から徒歩約5分。都バス草63「白山上」からも徒歩約3分。あじさいまつりの会場には駐車場・駐輪場がありません。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
記録を確認中...