この寺について
曹洞宗の寺院で、山号は延命山(えんめいさん)。秩父三十四観音霊場の第33番札所。本尊は聖観世音菩薩で、平安時代の作と伝わる一木造りの像は埼玉県指定有形文化財となっている。秩父市下吉田の里山に佇み、境内には松尾芭蕉の句碑や、子育てにまつわる絵図など、巡礼文化の歴史を伝えるものが残る。
歴史・由来
菊水寺を理解する鍵は、寺名の由来ともなった「菊水の井(きくすいのい)」と、戦国時代の戦火をくぐり抜けた本尊にある。
永禄12年(1569)、甲斐(現在の山梨県)の武将・武田信玄(たけだしんげん)が秩父に攻め入った際、当時の観音堂は焼き払われてしまった。しかし本尊の聖観世音菩薩像は村人たちの手で救い出され、難を逃れた。この像は平安時代に作られた一木造りの秀作と伝わり、現在は埼玉県指定有形文化財となっている。
文禄元年(1592)、清泉寺(せいせんじ)六世の長山賢道禅師(ちょうざんけんどうぜんじ)が「長福寺」という寺を建立し、救い出されていた聖観世音菩薩をあらためて本尊として迎えた。これが現在の菊水寺の始まりとされる。現在の本堂は文政3年(1820)に上棟されたもので、「正大悲殿(しょうだいひでん)」とも呼ばれる。
寺名の「菊水」は、もともとこの寺があった場所の庭に「菊水の井」と呼ばれる名水が湧いていたことに由来すると伝わる。
学び・特徴
主祭神
聖観世音菩薩
社格
曹洞宗。秩父三十四観音霊場第33番。本尊・聖観世音菩薩像は埼玉県指定有形文化財。
創建
永禄12年(1569)の武田信玄による兵火で元の観音堂は焼失。文禄元年(1592)、清泉寺六世・長山賢道禅師が長福寺を建立し、救い出されていた本尊・聖観世音菩薩を迎えたのが始まりと伝わる。現在の本堂は文政3年(1820)上棟。
ご利益
縁結び長寿厄除け
テーマ
歴史パワースポット
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
埼玉県秩父市下吉田1104
参拝時間
8時から17時まで
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
西武秩父線「西武秩父」駅から西武観光バスで「泉田」下車、徒歩約35分。秩父三十四観音霊場32番・法性寺からは徒歩約100分(7km)。駐車場あり。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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