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寺 御朱印曹洞宗・秩父三十四観音霊場第19番札所・秩父市指定史跡 秩父市

龍石寺

りゅうせきじ

別名:飛渕山 龍石寺(ひえんざん りゅうせきじ)、飛淵山 龍石寺、秩父札所十九番

この寺について
飛渕山(ひえんざん)と号する曹洞宗(そうとうしゅう)の寺で、秩父三十四観音霊場の第19番札所です。本尊は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)。本堂は荒川がつくった河岸段丘(かがんだんきゅう)の上に顔を出した大きな岩の上に建っていて、この岩はジオパーク秩父の見どころのひとつにもなっています。札所としての龍石寺は、秩父市の史跡に指定されています。

歴史・由来

【岩の上の観音堂】 龍石寺を理解する鍵は、本堂の足もとにある「岩」です。寺に伝わる話も、大地の成り立ちも、この岩を中心に語られます。 【龍と石の縁起】 札所の縁起(えんぎ)によると、昔この地方がひどい日照りに苦しんだとき、弘法大師(こうぼうだいし)が雨ごいの祈りをささげました。するとこの地の大岩が二つに割れて龍雲(りゅううん)が立ちのぼり、雨が降って、すべてがよみがえったと伝えられています。寺の名の「龍」と「石」の二文字には、まさにこの話が重なって見えます。ご詠歌(ごえいか)も「あめつちを 動かすほどの 龍石寺 詣る人には 利生あるべし」と、天地を動かすほどの力を歌っています。 【大地が語る岩の正体】 この岩は、チャートという硬い石のかけらを含んだ砂岩(角礫質砂岩〈かくれきしつさがん〉)です。およそ1500万年前、外秩父の山々が盛り上がったときに崩れた土砂が海の中へ流れ込み、固まってできました。その後、荒川が周りのやわらかい泥岩(でいがん)を削っていきましたが、硬いこの砂岩だけは削られずに残り、高まりになりました。2万〜3万年前には、ここは荒川の河原だったと考えられています。 【冥途の世界を伝える堂】 本堂は間口七間半の四方を見せる大きな堂で、なかには閻魔(えんま)をはじめとする十王像がまつられています。あの世の裁きを思い起こさせる像です。隣の三途婆堂(さんずばどう)には、三途の川のほとりにいるとされる奪衣婆(だつえば)がまつられています。奪衣婆は「子育て婆さん」とも呼ばれ、子どもの病気を治してくれる存在として信仰されてきました。岩の上から龍が雨を呼んだ縁起と、冥途を身近に感じさせる像。龍石寺は、雨と命をめぐる祈りが重なり合った寺です。

見どころ・特徴

【本堂と岩盤】本堂は、地面から顔を出した岩盤の上にそのまま建っています。反りの大きい宝形屋根(ほうぎょうやね)に、流れるような向拝(こうはい)をつけた姿です。本尊の千手観世音坐像は、室町時代につくられた寄木造り(よせぎづくり)の仏像です。 【ジオサイトとしての岩】ジオパーク秩父の見どころに選ばれています。境内の岩には、激しい水の流れが岩を丸くえぐってできた「ポットホール(甌穴〈おうけつ〉)」が見られ、かつてここを荒川が流れていたあとを伝えています。 【三途婆堂】本堂の隣にある小さなお堂で、奪衣婆の坐像がまつられています。子どもの健やかな成長を願う人がお参りします。 【参道の六地蔵】参道には六地蔵(ろくじぞう)が並んでいます。
年中行事・お祭り
【秩父札所 午歳総開帳(うまどしそうかいちょう)】12年に一度、午年に秩父札所の観音さまがいっせいに公開されます。令和8年(2026)は3月18日から11月30日まで行われています。次は12年後の午年です。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
千手観世音菩薩
社格
曹洞宗・秩父三十四観音霊場第19番札所・秩父市指定史跡
創建
不詳(弘法大師の雨ごいにまつわる縁起が伝わる)
ご利益
厄除け健康・病気平癒
テーマ
霊場・巡礼
この場所を巡る軸
基本情報
住所
埼玉県秩父市大畑町15-31
参拝時間
納経(御朱印)は3月から10月が8時から17時まで、11月から2月が8時から16時まで。12時から12時30分は昼休みです。定休日はありません。御朱印料は500円(2巡目以降の重ね印は200円)。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
秩父鉄道「大野原」駅から徒歩約10分。西武秩父駅から西武観光バスに乗り「秩父橋」で下車、徒歩約10分。18番神門寺から徒歩約15分。駐車場あり(無料。普通車・マイクロバス可、大型バスは要相談)。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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