この寺について
歴史・由来
卜雲寺を理解する鍵は、本尊の聖観音がたどった不思議な遍歴にあります。伝承によれば、この聖観音はもともと武甲山(ぶこうさん)の山頂にあった蔵王権現社(ざおうごんげんしゃ)に長く祀られていたものが、のちに「荻野堂(おぎのどう)」という別のお堂に移されたと伝わります。
寺そのものは寛永15年(1638年)の創立とされ、開山は撫外春堂(ぶがいしゅんどう)、開基は卜雲入道(ぼくうんにゅうどう)です。寺名はこの開基の名にちなみます。
荻野堂はその後火災にあい、宝暦10年(1760年)、別当寺であった卜雲寺に本尊が移されて再建されました。しかし明治9年(1876年)8月には卜雲寺自体も本堂や荻野堂、庫裏などを全焼する大きな被害を受けます。現在の堂宇は明治40年(1907年)頃に再建されたもので、このとき荻野堂の本尊であった聖観音が本堂に遷され、現在も祀られています。
見どころ・特徴
【武甲山を望む高台】卜雲寺は高台に位置し、秩父三十四観音の札所の中でも武甲山(ぶこうさん)の眺めが特に美しいことで知られています。
【清凉寺式釈迦如来立像】室町時代に作られた寄木造の釈迦如来立像で、像高は92.3センチメートル。清凉寺式(せいりょうじしき)と呼ばれる様式の像で、秩父地方では唯一のものと伝わります。横瀬町の有形文化財に指定されており、1995年に修復されました。
【紙本着色荻野堂縁起絵巻】荻野堂の由来を描いた絵巻物で、横瀬町の指定文化財です。
【山姥の歯の伝説】観音堂には、かつて里人を苦しめていたという山姥(やまうば)の歯が残されていると伝わります。武甲山にまつわる山姥伝説のひとつです。
【願い地蔵】境内には願い地蔵が祀られています。
学び・特徴
主祭神
聖観世音菩薩
社格
向陽山、曹洞宗の寺院で、秩父三十四観音霊場第6番札所。
創建
寛永15年(1638年)創立。開山は撫外春堂(ぶがいしゅんどう)、開基は卜雲入道(ぼくうんにゅうどう)。
ご利益
縁結び厄除け
テーマ
絶景パワースポット
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
埼玉県横瀬町横瀬1430
参拝時間
夏季(3月から10月)は8時から17時まで、冬季(11月から2月)は8時から16時までです。昼休み(12時から12時30分)があります。訪ねる前に念のため公式情報でご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
電車の場合、西武秩父線「横瀬」駅から徒歩25分から30分ほどです。西武秩父駅からバスを利用する場合は「横瀬橋」バス停で下車し、徒歩10分ほどです。
車の場合、境内までの道はかなり狭く急な坂になっているため、運転には注意が必要です。駐車場は普通車の利用ができますが、大型車・マイクロバスは近くの小松沢農園を借用する形になります。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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