寺 御朱印真言宗大覚寺派・坂東三十三観音第8番・星の谷観音 座間市
星谷寺
しょうこくじ
別名:星の谷観音(ほしのやかんのん)、妙法山持宝院星谷寺(みょうほうざんじほういんしょうこくじ、正式名)
この寺について
星谷寺(しょうこくじ)は、神奈川県座間市にある真言宗大覚寺派の古刹で、地元では「星の谷観音(ほしのやかんのん)」の名で親しまれています。奈良時代、行基(ぎょうき)がこの地で霊感を得て聖観音像を刻んだのが始まりと伝わり、坂東三十三観音第8番札所として知られます。境内の梵鐘(ぼんしょう)は鎌倉時代の嘉禄3年(1227年)に鋳造されたもので、鐘をつく場所が一ヶ所しかない珍しい形から「奇鐘(きしょう)」として知られ、国の重要文化財に指定されています。境内には「星の井戸」と呼ばれる伝説の井戸があり、昼間でも星の光が水面に映ると伝えられています。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、「星」という名前が示す通り、星にまつわる伝説を今も大切に伝えている寺だという点にある。
寺伝によれば、奈良時代の天平年間(729年〜749年)、行基がこの地で金色の光が谷に輝くのを見て、自ら聖観音(しょうかんのん)像を彫刻し、堂宇を建てたのが始まりとされる。「星谷」という名は、この光が「星」のように見えたという言い伝えに由来する。なお、一部の歴史資料には、実質的な開山(かいさん、寺を開いた僧)は長元9年(1036年)に亡くなった僧・善宥(ぜんゆう)であると伝えるものもあり、創建の経緯には複数の言い伝えがある。
「星」の名にふさわしく、星にまつわる伝説が豊富に残る。本堂の前にある「星の井戸」は、昼間でも井戸の底に星の光が映って見えたと伝わり、それが本尊を導いた光だったという言い伝えがある。坂東巡礼の道中でこの井戸をのぞき込むのは、古くからの参拝者の楽しみだった。
鎌倉時代には、源頼朝の挙兵に加わった佐々木定綱(ささきさだつな)の子孫・佐々木信綱によって梵鐘が寄進された。この梵鐘は鐘をつく場所が一ヶ所しかない珍しい造りで、江戸時代から「奇鐘」として知られてきた。
安土桃山時代の天正19年(1591年)には、徳川家康から寺領2石の朱印状を受けており、江戸時代を通じて幕府の保護を受けた寺として歴史を刻んできた。
明治の廃仏毀釈や関東大震災、第二次大戦といった度重なる困難を経ながらも、地域の篤い信仰によって法灯を守り続け、今も坂東巡礼者を温かく迎えている。
見どころ・特徴
【星の井戸】境内最大の名物です。井戸の底に星が映るという伝説があり、覗き込むのは坂東巡礼者の昔からの慣わしです。今でも条件がそろえば、井戸水に光が反射して星のように見えることがあると言われています。
【梵鐘】嘉禄3年(1227年)に鋳造された、国指定重要文化財の古い鐘です。全国に現存する梵鐘の中でも50番目に古く、関東以北では2番目に古いとされます。鐘をつく場所(撞座、つきざ)が一ヶ所しかないという珍しい造りで、江戸時代から「奇鐘」として知られてきました。
【本尊・聖観音菩薩】行基作と伝わる秘仏で、通常は拝観できませんが、御前立(おまえだち)の観音像は常時参拝できます。
【観音七不思議】星谷寺には昔から伝わる七つの不思議があります。「撞木(しゅもく)が一つの梵鐘」「咲き分け散り椿」「観音草」「根下り紅葉の老木」「不断桜」「くすの木の化石」「星の井戸」です。境内を歩きながら、これらを探してみるのも楽しみ方の一つです。
【季節の花】桜や梅、紅葉など季節の花も豊富で、坂東巡礼者だけでなく地域の人々の散策の場としても親しまれています。座間といえば「ひまわり畑」が有名ですが、もう一つの座間の顔として、この古い観音霊場の佇まいもぜひ知ってほしいところです。
学び・特徴
主祭神
聖観世音菩薩
社格
真言宗大覚寺派・坂東三十三観音第8番・星の谷観音
創建
奈良時代の天平年間(729年〜749年)、行基による開創と伝わる(一部資料では、開山を長元9年〈1036年〉没の僧・善宥とする説もある)
ご利益
縁結び厄除け健康・病気平癒
テーマ
パワースポット歴史
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
神奈川県座間市入谷西3-12-22
参拝時間
8時30分から16時30分までです。正午から13時までは昼休みとなります。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
小田急小田原線「座間」駅から徒歩約5〜6分です。門前に駐車場があります。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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