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寺 御朱印真言宗豊山派・西国三十三所第30番・竹生島の秘境霊場 長浜市

宝厳寺

ほうごんじ

この寺について
真言宗豊山派の古刹。寺伝では神亀元年(724)、聖武天皇の夢告に従い行基が開創したとされる。西国三十三所第30番札所。琵琶湖の北部に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)に位置し、船でしかアクセスできない秘境の霊場。本尊は千手観音(観音堂)と大弁才天(本堂)で、大弁才天は日本三弁才天のひとつに数えられる秘仏(60年に一度の開帳、次回は2037年の予定)。国宝の唐門、重要文化財の観音堂・舟廊下など文化財の宝庫。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、聖武天皇の夢告に始まる古い観音・弁才天信仰と、豊臣家の栄華の記憶を伝える桃山建築が、琵琶湖に浮かぶ小さな島の上で重なり合っている点にある。 寺伝によれば、神亀元年(724)、聖武天皇の夢枕に天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)が現れて寺院の建立を命じ、これを受けて行基(ぎょうき)が竹生島(ちくぶしま)に開いたのが宝厳寺の始まりとされる。ただし、平安時代に成立した『竹生島縁起』には、行基が天平10年(738)に島へ渡り、小さな堂を建てて四天王を祀ったのが始まりとする、少し異なる伝えも残っている。 竹生島は古くから「神の住む島」として崇敬され、平安時代からは弁才天信仰の中心地となった。ここに祀られる大弁才天(だいべんざいてん)は、江島神社(神奈川県)、厳島神社(広島県)の弁才天とともに「日本三弁才天」の一つに数えられ、中でも最も古くから祀られてきたことから「大」の字を冠して呼ばれている。 現在の島内の建築の多くは、豊臣家の栄華を映すものである。慶長7年から8年(1602〜1603)ごろ、豊臣秀頼(とよとみひでより、秀吉の子)が片桐且元(かたぎりかつもと)を奉行として、観音堂と唐門を他所から移築させたと伝わる。唐門はもと、豊臣秀吉が築いた大坂城の「極楽橋」の一部であったとされ、豊国廟(ほうこくびょう、秀吉の霊廟)を経て竹生島に移されたとの説がある。2006年にオーストリアで発見された「豊臣期大坂図屏風(おおさかずびょうぶ)」の研究では、屏風に描かれた極楽橋の姿が唐門の意匠と一致することが指摘され、大坂城起源説を補強する材料となっている。観音堂と本堂をつなぐ舟廊下(ふなろうか)にも、秀吉の御座船「日本丸」の用材が使われたという伝承が残る。 こうした歴史を経て、宝厳寺は西国三十三所第30番札所として、また日本三弁才天の聖地として、今も船でしか渡れない島に多くの参拝者を迎えている。

見どころ・特徴

【唐門】国宝。慶長7〜8年(1602〜1603)ごろ、豊臣秀頼の命により他所から移築されたと伝わる、桃山時代を代表する建築のひとつ。もとは豊臣秀吉の大坂城にあった「極楽橋」の一部とされ、2006年にオーストリアで見つかった屏風絵の研究がこの説を補強している。 【観音堂・舟廊下】いずれも重要文化財。観音堂は唐門と同じ頃に移築されたと伝わり、本尊の千手観音立像(鎌倉時代の作)を安置する、西国三十三所第30番札所の本尊でもある。観音堂と本堂を結ぶ舟廊下は、秀吉の御座船「日本丸」の用材を使ったという伝承がある。 【本堂(弁才天堂)】現在の建物は昭和17年(1942)に平安時代の様式で新築されたもの。本尊の大弁才天(だいべんざいてん)は秘仏で、60年に一度だけ御開帳される(次回は2037年の予定)。 【都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)】宝厳寺と隣り合って建つ神社で、神仏習合の姿を今に伝える。 【島内の参拝】竹生島全体が境内で、船を降りてから石段や渡り廊下を歩いて巡る、独特の参拝体験ができる。
年中行事・お祭り
【蓮華会(れんげえ)】毎年8月15日。竹生島最大の行事とされ、弁才天への奉納が行われる。 【星祭・節分会】毎年2月2日から4日ごろ。1年間の無病息災を祈願する法要。 【蚕糸祭(さんしさい)】毎年10月20日。養蚕(ようさん)に関わる人々が蚕(かいこ)の供養を行う、弁才天信仰と結びついた行事。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
千手観音大弁才天
社格
真言宗豊山派・西国三十三所第30番・竹生島の秘境霊場
創建
神亀元年(724)
ご利益
縁結び商売繁盛金運厄除け
テーマ
パワースポット絶景海・湖畔
この場所を巡る軸
基本情報
住所
滋賀県長浜市早崎町1664
参拝時間
島の拝観時間は9時30分から16時30分まで(観光船の運航時間による)。入島料(拝観料)は大人600円、小人300円(15名以上の団体は大人540円、小人270円)。宝物殿は別途、大人300円、小人250円。島での滞在時間は60分から80分程度が目安。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
長浜港・彦根港・今津港のいずれからも定期船が出ており、竹生島までは各港からおよそ25分から40分。JR「長浜」駅から長浜港まで徒歩約10分。彦根港・今津港も、それぞれJR「彦根」駅・JR「近江今津」駅から徒歩圏内。運航会社は琵琶湖汽船(長浜港・今津港)とオーミマリン(彦根港)。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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