TabiShiri
寺 御朱印 和泉市

施福寺

せふくじ

別名:槙尾寺(まきおじ)

この寺について
天台宗の寺院で、槙尾山(まきおさん)の深い山中に位置する。欽明天皇(きんめいてんのう)の時代、6世紀に行満上人(ぎょうまんしょうにん)が開いたと伝わる古刹で、江戸時代の初め頃に真言宗から天台宗へ改宗した。西国三十三所第4番札所で、険しい石段を登った先の本堂には本尊の弥勒如来と、巡礼の礼拝対象となる十一面千手観音がともに祀られている。境内には日本でここだけと伝わる方違大観音(ほうちがいだいかんのん)や馬頭観音(ばとうかんのん)もあり、見どころの多い山岳寺院である。

歴史・由来

この寺を読み解く鍵は、真言宗の寺として始まり天台宗へと姿を変えた歴史にある。 伝承によれば、欽明天皇(きんめいてんのう)の時代(6世紀半ば)に行満上人(ぎょうまんしょうにん)が槙尾山を開いたのが始まりとされるが、創建当初の様子は伝説の色が強く、はっきりとはわかっていない。奈良時代には修験道(しゅげんどう)の修行の場として栄え、最盛期には千もの堂舎が山中に建ち並んだと伝えられる。 平安時代には最澄(さいちょう)がこの寺を訪れて修行したとも伝わり、唐から帰国した空海(弘法大師/こうぼうだいし)が一時滞在したという説もある。空海がこの寺で得度し剃髪したという言い伝えも古くから語られてきたが、史実として確認されたものではなく、あくまで伝承として伝わる話である。 戦国時代の1581年、織田信長の焼き討ちによって寺は大きな被害を受けた。江戸時代に入って復興が進む中で真言宗から天台宗へ改宗し、江戸・寛永寺(かんえいじ)の末寺となった。現在の本堂は江戸時代末期の火災で多くの堂舎を失った後に再建されたもので、山上に静かに立つ姿は、幾度もの興亡を越えてきた歴史を物語っている。

見どころ・特徴

【方違大観音(ほうちがいだいかんのん)】高さおよそ5メートル、日本でここだけと伝わる珍しい大観音像。境内でひときわ目を引きます。 【馬頭観音(ばとうかんのん)】花山法皇(かざんほうおう)の足を守ったという言い伝えを持つ、足元を見せた姿の馬頭観音像。 【巡礼の礼拝対象・十一面千手観音】本尊の弥勒如来とともに本堂に祀られ、西国三十三所巡礼の礼拝対象となっています。 【槇尾山大縁起(まきおさんだいえんぎ)】寺に伝わる縁起書で、重要文化財に指定されています。
学び・特徴
主祭神
弥勒如来十一面千手観音
社格
天台宗。西国三十三所第4番札所。江戸時代前期に真言宗から天台宗へ改宗し、江戸・寛永寺の末寺となった。
創建
欽明天皇時代(6世紀)
ご利益
足腰守護厄除け開運
テーマ
山・登拝パワースポット
この場所を巡る軸
基本情報
住所
大阪府和泉市槙尾山町136
参拝時間
3月1日から10月末日までは8時から17時まで、11月1日から2月末日までは8時から16時まで。入山料500円、拝観料500円が必要です(変更される場合があるため、訪問前に寺へご確認ください)。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
泉北高速鉄道「和泉中央」駅から南海バスまたは路線維持バスに乗り、槙尾中学校前・納花・槙尾学園前などのバス停へ。そこから予約制の乗合タクシー「チョイソコいずみ」に乗り換えて終点「槇尾山」で下車し、徒歩約30分の山道を登ります。「チョイソコいずみ」の利用には事前の会員登録と乗車予約が必要です。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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