TabiShiri
寺 御朱印 米沢市

笹野観音

ささのかんのん

別名:長命山幸徳院笹野寺、幸徳院、あじさい寺

この寺について
米沢の西、斜平山(なでらやま)のふもとに建つ真言宗豊山派の寺。正しくは長命山幸徳院笹野寺(ちょうめいざんこうとくいんささのでら)といい、「笹野観音」の名で親しまれている。茅(かや)ぶきの大きな屋根と、びっしりと彫刻をほどこした観音堂は山形県の指定有形文化財。7月には約2000株の紫陽花(あじさい)が咲き、「あじさい寺」とも呼ばれる。置賜三十三観音の第19番札所。

歴史・由来

この寺を読み解く鍵は、米沢を治めた殿さまたちが代々ここへ祈りに通ったことにある。 始まりについては二つの伝えがある。ひとつは坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が国の安らかであることを願って建てたという説。もうひとつは大同元年(806年)に徳一(とくいつ)上人が開いたという説である。はじめは斜平山(なでらやま)の上に観音堂と羽黒権現(はぐろごんげん)が建てられ、弘仁元年(810年)にいまの場所へ移されたと伝わる。 戦国時代には伊達(だて)氏が、江戸時代には上杉氏が、この観音を深く信じた。伊達政宗(だてまさむね)は狩りの途中に立ち寄って参拝したという。上杉家では、藩主が病気になったときや天候が荒れたときに祈願を命じ、定勝(さだかつ)・綱勝(つなかつ)・綱憲(つなのり)の三代のあいだに四度も建て直しや修理が行われている。上杉家の家老・直江兼続(なおえかねつぐ)が、羽黒権現の分霊をこの観音堂の後ろに祀らせたという記録も残る。 天保4年(1833年)、上杉鷹山(ようざん)が改築した堂が火事で焼けた。いま建つ観音堂は、その十年後の天保14年(1843年)に十三代藩主・上杉斉憲(なりのり)が建て直したものである。彫刻を仕上げるのに七年かかったと伝わる。 殿さまの祈りと、村の人びとの願いが、同じお堂に積み重なってきた。境内で売られる笹野一刀彫(ささのいっとうぼり)も、もとは観音さまへの参拝みやげとして始まったものである。

見どころ・特徴

【観音堂】天保14年(1843年)の再建で、山形県指定有形文化財。置賜(おきたま)地方では珍しい大きな茅ぶき屋根をもち、軒下には竜や鳳凰(ほうおう)の彫刻がびっしりと並ぶ。彫ったのは庄内の彫物師・後藤藤吉と政吉である。 【紫陽花(あじさい)】境内に約2000株。7月に見ごろを迎え、「あじさい寺」の名で親しまれている。 【延命地蔵菩薩】高さ5メートルの石の地蔵。ほかに仁王門、千体地蔵堂、弘法大師堂が境内に並ぶ。 【弘法大師堂のお石踏み】堂の中に、四国八十八ヶ所の霊場を石でたどる「お石踏み」がある。 【笹野一刀彫(ささのいっとうぼり)】参拝の縁起物として伝えられてきた木彫り。鷹をかたどった「お鷹ぽっぽ」がよく知られる。参道ぞいに彫りの店が数軒並ぶ。 【訪ねかた】観音堂までは石段が続き、手すりがない。足もとに不安があるときは、障がい者用の駐車場が用意されているのでそちらを使うとよい。
年中行事・お祭り
【十七堂祭(じゅうしちどうさい)】例年1月17日。午後2時ごろから柴灯護摩(さいとうごま)が焚かれ、行者や信者が火の上を歩く「火渡り」の行が行われて、無病息災を祈る。もとは旧暦12月17日の年越の祭りだった。あわせて「花市」が立ち、笹野一刀彫の店が並ぶ。 【夜祭り】例年7月16日。紫陽花の咲くなかでビアガーデンが開かれる。 【盆踊り】例年8月末。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
千手千眼観世音菩薩
社格
真言宗豊山派。山号は長命山(ちょうめいざん)、院号は幸徳院(こうとくいん)、寺号は笹野寺(ささのでら)。置賜三十三観音霊場の第19番札所で、米沢三十三観音霊場の第1番札所でもある。観音堂は山形県指定有形文化財。
創建
創建の年ははっきりしない。坂上田村麻呂が建てたという伝えと、大同元年(806年)に徳一上人が開いたという伝えがある。弘仁元年(810年)に斜平山からいまの場所へ移されたと伝わる。現在の観音堂は天保14年(1843年)の再建。
ご利益
厄除け家内安全
テーマ
あじさいパワースポット
基本情報
住所
山形県米沢市笹野本町5686-5
参拝時間
境内への立ち入りは無料です。拝観できる時間について寺の公式サイトには案内がなく、案内サイトによって午前9時から午後5時までとするものがあります。時間は変わることがあるので、御朱印を受けたいときなどは事前に寺へお問い合わせください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR米沢駅から白布温泉(しらぶおんせん)行きのバスに乗り、「笹野大門(ささのだいもん)」で下車して徒歩約7分。車なら米沢駅から約15分、東北中央自動車道の米沢八幡原(よねざわやわたはら)インターチェンジから約15分。 大型車も停められる駐車場があり、障がい者用の駐車場も用意されています。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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