この寺について
出羽三山(でわさんざん)の一つ、羽黒山の奥にある羽黒山修験本宗(はぐろさんしゅげんほんしゅう)のお寺です。羽黒修験の「奥の院」とされる大切な修行の場で、かつて女性の参拝が許されていた羽黒山の中で、ただ一つ女人禁制とされた聖地でした。本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)で、庄内三十三観音の首番(しゅばん、第一番)にあたります。今も山伏の修行「秋の峰(あきのみね)」の行場として使われています。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、「羽黒修験のいちばん奥にある、修行のための聖地」という点にあります。
【出羽三山の開山とともに】出羽三山は、およそ1400年前に能除大師(のうじょだいし、蜂子皇子〈はちこのおうじ〉)が開いたと伝わります。荒澤寺はその羽黒山の奥の院とされ、弘法大師(こうぼうだいし)や慈覚大師(じかくだいし)もここで修行したと伝えられています。
【女人禁制の聖地】羽黒山は古くから女性の参拝も受け入れてきましたが、荒澤寺だけは女人禁制の聖地とされていました。それだけ修行者にとって特別な場所だったことがわかります。
【羽黒山から月山へ】荒澤寺は羽黒山の参拝の終わりであり、月山(がっさん)へ向かう信仰の出発点でもありました。
【今に続く修験の道場】明治時代の神仏分離のあとも修験の伝統は受け継がれ、今は羽黒山修験本宗の本山として、山伏が山にこもって修行する「秋の峰」の行場になっています。境内には常火堂(じょうかどう)や地蔵堂があります。ふもとの手向にある正善院は、正式名を「羽黒山 荒澤寺 正善院」といい、同じ羽黒修験の寺です。
年中行事・お祭り
【秋の峰】例年夏から秋
羽黒山修験本宗の山伏たちが、山にこもって修行を行います。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
聖観世音菩薩
社格
羽黒山修験本宗 本山/庄内三十三観音 首番
創建
およそ1400年前、出羽三山を開いた能除大師(蜂子皇子)にさかのぼると伝わる。
ご利益
厄除け諸願成就
テーマ
修験道山・登拝
基本情報
住所
山形県鶴岡市羽黒町手向字羽黒山24
アクセス
JR羽越本線「鶴岡駅」から羽黒山頂行きのバスで「荒澤寺前」下車。駐車場は小型車のみ(大型車は月山ビジターセンターを利用)。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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