この寺について
雲洞庵(うんとうあん)は、新潟県南魚沼市(みなみうおぬまし)にある曹洞宗(そうとうしゅう)の寺です。奈良時代の養老元年(717)に始まると伝わり、室町時代に上杉憲実(うえすぎのりざね)が曹洞宗の寺として再興しました。上杉景勝(かげかつ)と直江兼続(なおえかねつぐ)が幼いころに教えを受けた寺で、参道の石畳の下にお経を書いた石が埋められていることから、「雲洞庵の土踏んだか」という言葉でも知られています。
歴史・由来
雲洞庵を理解する鍵は、「上杉家とのつながりが深い禅寺」という点です。
【創建の伝え】
養老元年(717)、藤原房前(ふじわらのふささき)が薬師如来を安置して寺を建てたのが始まりと伝わります。
【上杉憲実の再興】
室町時代に、関東管領(かんとうかんれい)の上杉憲実が、曹洞宗の寺として寺を再興しました。再興の年は、永享元年(1429)とする資料もあり、はっきりしていません。本堂も、永享年間に憲実が建てたと伝わります。
【名僧と上杉家】
十世の北高全祝(ほっこうぜんしゅく)は、上杉謙信(うえすぎけんしん)と武田信玄(たけだしんげん)の禅の師でもあったと伝わります。十三世の通天存達(つうてんそんたつ)は、幼い喜平次(のちの上杉景勝)と与六(のちの直江兼続)を引き取って教えました。二人は、四書五経などの中国の古典にも通じた、教養の高い武将になりました。
【「雲洞庵の土踏んだか」】
赤門から本堂へ続く参道の石畳の下には、一石に一字ずつ法華経(ほけきょう)を書いた石が埋められています。この石畳を踏んでお参りすると、罪業(ざいごう)が消え、福が多く訪れると信じられています。禅僧の修行をはげます「雲洞庵で学ばなければ一人前ではない」という合言葉が起源とも伝えられています。
【現在の本堂】
いまの本堂は、宝永4年(1707)に再建されたもので、新潟県の指定文化財です。近世寺院建築の優れた建物とされています。
見どころ・特徴
【参道の経石(きょうせき)】
赤門から本堂へ続く石畳の下に、法華経を一字ずつ書いた石が埋められています。「雲洞庵の土踏んだか」の言葉のもとになった道です。
【本堂(新潟県指定文化財)】
宝永4年(1707)に再建された建物で、近世寺院建築の優れた例とされています。
【赤門と境内の建物】
参道の入口に赤門があり、境内には開山堂、坐禅堂、観音堂、宝物殿、仏舎利塔、鐘楼があります。観音堂には、千手千眼観音(せんじゅせんげんかんのん)と百体観音が祀られています。
【坐禅(ざぜん)】
毎月、定例の坐禅会が開かれます。
【御朱印(ごしゅいん)】
現在は、特定の日のみ記帳をしています。
【訪ねかた】
令和8年(2026)4月から令和10年(2028)11月ごろまで、禅宗再興600年の記念として、山門(赤門)の修復工事が予定されています。参拝への影響は、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
年中行事・お祭り
【定例坐禅会】毎月第3土曜日の15時から16時に開かれます。
【山門修復工事】禅宗再興600年の記念として、令和8年(2026)4月から令和10年(2028)11月ごろまで、山門の修復工事が予定されています。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
釈迦如来
宗派・寺格
金城山(きんじょうざん)。曹洞宗。本堂は新潟県指定文化財
創建
養老元年(717)に藤原房前が創建したと伝わる。室町時代に上杉憲実が曹洞宗の寺として再興
ご利益
厄除け学業・合格勝負運
テーマ
パワースポット
基本情報
住所
新潟県南魚沼市雲洞660
参拝時間
4月から11月は9時から17時まで、12月から3月は9時30分から16時までです(受付は閉門の30分前まで)。
水曜日はお休みです(祝日と正月の期間をのぞく)。
拝観料は、大人・高校生が500円、中学生・小学生が200円です。未就学児は無料です(20名以上の団体は、大人・高校生が450円)。
開館時間・料金・休業日は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR上越線の「塩沢」駅または「六日町」駅から車で約10分、上越新幹線の越後湯沢駅から車で約30分です。
関越自動車道の塩沢石打ICまたは六日町ICから、車で約15分です。
無料の駐車場があります(普通車40台、大型バス4台まで)。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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