TabiShiri
寺 御朱印 大飯郡高浜町

中山寺

なかやまでら

この寺について
若狭の霊峰・青葉山(標高693m)の東斜面、海抜約100mに佇む真言宗御室派の古刹。 北陸三十三ヵ所観音霊場・北陸白寿観音霊場・若狭観音霊場と三つの観音霊場の第一番札所を兼ねる。本堂・秘仏馬頭観音菩薩坐像・金剛力士立像の3件が国の重要文化財に指定され、大英博物館でも展示された仁王像を有する。秘仏のご本尊は通常非公開で、次回のご開帳は2027(令和9)年5月30日〜10月24日を予定。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、若狭湾を隔てて中国大陸と向き合った「海の交流地」という地理にある。 寺伝では大同2年(807)、白山を開いた越の大徳・泰澄大師が創建したと伝わる。当初の本尊は釈迦・阿弥陀・観音の三尊で、享保3年(1530)の「本堂修復勧進帳」にその記録が残る。 転機は鎌倉時代の初め。天台僧・覚阿法印が寺名を一乗寺と改め、馬頭観音菩薩坐像を本尊に据えて再興を図った。現在の本堂は康永2年(1343)の建立と、小屋組みの墨書銘が示す。室町時代に再び「中山寺」と改称され今日に至る。 仁王門の金剛力士像は鎌倉時代中期の作で、運慶の子・湛慶の作風に連なると伝わる。奈良東大寺仁王像と同系の豊かな肉付きを持つこの二体は、平成3年(1991)にロンドンの大英博物館に運ばれ、西欧の人々を驚嘆させた。若狭の山寺の仏像が遠く英国の舞台に立った出来事は、この地の文化財の水準を物語る。 秘仏の馬頭観音菩薩坐像もまた湛慶の作と伝わり、かつては海上交通の安全を守る本尊として若狭湾の船乗りたちの信仰を集めた。日本海と大陸をつなぐ交易の要地ならではの、豊かな文化財が息づく古刹である。

見どころ・特徴

【本堂(国重要文化財)】康永2年(1343)建立の桧皮葺き入母屋造り。五間四面の密教系本堂で、内陣の花肘木や木鼻の繰り形に鎌倉時代の意匠が色濃く残る。高浜町内唯一の国指定重要文化財建造物。昭和40年に解体修理、平成20年に屋根桧皮を葺き替え。本尊を安置する厨子(永禄4年・1561)も同様に重要文化財。 【秘仏・馬頭観音菩薩坐像(国重要文化財)】像高79.3cm、桧材寄木造り。三面八臂、頭上に馬頭を戴き牙を剥いた忿怒の相で海上安全を守る鎌倉中期の仏像。湛慶の作と伝わる。ご開帳は33年ごと・中間の17年目で、次回は2027(令和9)年5月30日〜10月24日の予定。通常は非公開。 【金剛力士立像(国重要文化財)】仁王門に立つ阿形(像高282cm)・吽形(267.2cm)。湛慶作と伝わり、奈良東大寺仁王像と同系の豊かな肉付きを持つ。平成3年(1991)にロンドンの大英博物館で一般公開された、国際的にも注目される傑作。 【望洋庵(立礼茶室)】裏千家・鵬雲斎千玄室大宗匠が命名した茶室。若狭の海を一望しながら薄茶一服を楽しめる(1,000円、要予約)。 【晴天の眺望】境内から霊峰・白山を望める。
年中行事・お祭り
【星供養護摩法要】例年2月3日 護摩の炎で除災開運を祈る密教修法。星まつりとも呼ばれる。 【花祭り】例年5月3日 釈迦の誕生日(灌仏会)に行う法要。 【施餓鬼】例年8月15日 先祖供養の法要。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
馬頭観世音菩薩
社格
真言宗御室派・北陸三十三ヵ所観音霊場第1番・北陸白寿観音霊場第1番・若狭観音霊場第33番
創建
大同2年(807)、泰澄大師の開創と伝わる
ご利益
厄除け健康・病気平癒
テーマ
山・登拝パワースポット
基本情報
住所
高浜町中山27-2
参拝時間
9:00〜16:00(拝観料500円)

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR若狭高浜駅より車で約20分
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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