この寺について
若狭(わかさ)の山あいにある真言宗御室派(しんごんしゅうおむろは)の寺院で、山号は棡山(ゆずりさん)です。大同(だいどう)元年(806)に坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が開いたと伝わります。鎌倉時代に建てられた本堂と三重塔はどちらも国宝で、福井県で唯一の国宝の建物です。
歴史・由来
明通寺を知る鍵は、寺の名前にもなっている「棡(ゆずり)」の木です。
【棡の木と田村麻呂】
寺の伝えによれば、昔この山の棡の大木の下に一人の老人が住んでいました。征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)の坂上田村麻呂が夢のお告げを受けてこの地を訪れ、大同元年(806)にお堂を建てたといいます。田村麻呂は東北で戦った相手の人々の魂をなぐさめたいと願って寺を開いたとも伝えられています。
【棡から彫られた三体の仏】
創建のとき、その棡の木から薬師如来(やくしにょらい)、降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、深沙大将(じんじゃたいしょう)の三体の仏像が彫られたと伝わります。この三体は平安時代の仏像として、今も国の重要文化財に指定されています。
【鎌倉時代の国宝建築】
今の本堂は正嘉(しょうか)2年(1258)、三重塔は文永(ぶんえい)7年(1270)に建てられました。どちらも鎌倉時代の建物で、国宝に指定されています。
見どころ・特徴
【国宝・本堂】正嘉2年(1258)に建てられた鎌倉時代の本堂です。屋根の傾きが急で、柱と柱の間を広くとった力強いつくりが特徴です。堂内では10分ほどの案内を聞くことができます。
【国宝・三重塔】文永7年(1270)に建てられた、高さ約22メートルの塔です。本堂と並ぶ姿は、長い石段を上った先に現れます。
【重要文化財の仏像】本尊の薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)のほか、降三世明王立像、深沙大将立像、不動明王立像(ふどうみょうおうりゅうぞう)が国の重要文化財です。いずれも平安時代の作です。
【山門と金剛力士像】江戸時代の山門と、鎌倉時代の金剛力士(こんごうりきし)像は、小浜市の指定文化財です。
学び・特徴
主祭神
薬師如来
社格
真言宗御室派・本堂と三重塔が国宝
創建
大同元年(806)、坂上田村麻呂が開いたと伝わる
テーマ
国宝重要文化財三重塔
基本情報
住所
福井県小浜市門前5-21
参拝時間
9時から17時まで(12月から2月は16時30分まで)。年中無休。拝観料は大人500円、小学生250円。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【電車】JR小浜線「東小浜」駅から約4キロ、タクシーで約10分。駅でレンタサイクル(電動もあり)を借りることもできます。
【車】舞鶴若狭自動車道「小浜IC」から約15分。無料駐車場あり(約30台、大型バスも駐車できます)。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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