この寺について
曹洞宗(そうとうしゅう)の寺院で、山号は洞谷山(とうこくさん)。1312年、瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師が、祖忍尼(そにんに)の寄進を受けて開いた。伽藍(がらん)を回廊(かいろう)で結ぶ「永光寺方式」の配置で知られ、石川県指定の史跡になっている。瑩山禅師自筆の「洞谷山置文(とうこくさんおきぶみ)」は国の重要文化財。
歴史・由来
永光寺(ようこうじ)を理解する鍵は、曹洞宗の大切な拠点として栄え、戦乱で焼けても再び建て直されてきたことにある。
1312年(正和元年)、瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師が教えを説くなかで、祖忍尼(そにんに)が野山を寄進し、これが永光寺のはじまりとなった。瑩山禅師は、のちに曹洞宗の大本山となる總持寺(そうじじ)も開いた人物として知られる。
瑩山禅師が自ら書いた「洞谷山置文(とうこくさんおきぶみ)」は、この寺が宗門の中心であることを弟子たちに示したものと伝わり、国の重要文化財になっている。1319年(元応元年)には、歴代の住職を祀る五老峰(ごろうほう)をつくることを願ったとされる。
その後、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)や足利尊氏(あしかがたかうじ)らの保護を受けて栄えた。14世紀半ばには、足利氏の願いで、能登国の利生塔(りしょうとう)が境内に建てられた。
戦国時代の兵乱でほぼ焼けてしまったが、前田利家(まえだとしいえ)によって再興された。今の伽藍は近世後期に建て直されたもので、近世には總持寺の末寺となった。
境内は、石川県指定の史跡になっている(1983年指定)。
見どころ・特徴
【永光寺方式の伽藍(がらん)】各お堂を回廊(かいろう)で結ぶ、独特の配置になっている。「永光寺方式」と呼ばれ、羽咋市の文化財に指定されている。
【伝燈院(でんとういん)と五老峰(ごろうほう)】伝燈院は開山堂で、曹洞宗の五祖(天童如浄・道元・孤雲懐奘・徹通義介・瑩山紹瑾)の木像を安置している。その奥にある墳丘が五老峰で、歴代の高僧の語録や霊骨、血経(けっきょう)などを納めている。
【利生塔(りしょうとう)跡】1340年に建てられた能登国の利生塔の跡が、庫裏(くり)の後ろに残っている。
【洞谷山置文(とうこくさんおきぶみ)】瑩山禅師自筆の遺訓で、国の重要文化財。寺に伝わる宝物。
【四季の景色】春は桜、夏はあじさい、秋は紅葉が楽しめる。
【坐禅体験】事前の予約が必要。
学び・特徴
本尊
釈迦如来
宗派・寺格
曹洞宗(そうとうしゅう)。能登国観音霊場第十三番札所、北陸観音霊場第二十二番札所。
創建
1312年(正和元年)、祖忍尼の寄進を受けて、瑩山紹瑾禅師が開いた。
ご利益
厄除け家内安全
テーマ
パワースポット巨木・御神木
基本情報
住所
石川県羽咋市酒井町イ11
参拝時間
8時30分から17時(通年)。拝観料は大人300円、子どもは無料。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR羽咋駅からタクシーで約15分。
車は、のと里山海道の千里浜(ちりはま)ICから約15分から20分。駐車場あり。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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