TabiShiri
寺 御朱印 宿毛市

延光寺

えんこうじ

この寺について
高知県宿毛市にある真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の寺院。山号は赤亀山(しゃっきざん)、院号は寺山院(じさんいん)。四国八十八箇所第39番札所で、本尊は薬師如来(やくしにょらい)。愛媛県との県境が近く、四国遍路の「修行の道場」とされる土佐最後の札所として、お遍路さんが「土佐打ち止め」を祝う聖地とされる。赤い亀が竜宮城から梵鐘(ぼんしょう)を持ち帰ったという伝説から、山号・寺号が定められたと伝わる。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、寺名そのものに刻まれた「赤い亀」の伝説にある。 寺伝によれば、神亀元年(724年)、聖武天皇(しょうむてんのう)の勅願(ちょくがん)により行基(ぎょうき)が薬師如来像を刻んで本尊とし、本坊のほか12の坊を建てたのが始まりとされる。当初は「亀鶴山施薬院宝光寺(きかくざんせやくいんほうこうじ)」と称されていた。その後、弘法大師空海がこの地を訪れて再興し、脇侍(わきじ)として日光菩薩(にっこうぼさつ)・月光菩薩(がっこうぼさつ)を安置したと伝わる。 寺の名を変えるきっかけとなったのが、赤い亀にまつわる伝説である。池からいなくなった赤い亀が、竜宮城から銅の梵鐘を背負って戻ってきたという言い伝えがあり、これにより寺の名は「赤亀山寺山院延光寺」に改められたという。この伝説がいつの出来事とされるかは資料によって差があるが、実際に伝わる梵鐘には延喜11年(911年)正月の銘があり、平安時代前期の紀年銘(きねんめい)をもつ貴重な鐘として、昭和16年(1941年)に国の重要文化財に指定されている。 本堂の脇には「目洗いの井戸」と呼ばれる井戸があり、水に不自由していた村人のために弘法大師が錫杖(しゃくじょう)で地面を突いて湧き出させたとされる霊水が今も湧く。この水で目を洗うと眼病が治るとの言い伝えから、古くから眼病平癒(がんびょうへいゆ)を願う人々の信仰を集めてきた。

見どころ・特徴

【赤亀が運んだ梵鐘】延喜11年(911年)の銘をもつ銅鐘は、国の重要文化財に指定された貴重な平安時代の鐘。赤い亀が竜宮城から持ち帰ったという伝説にちなみ、境内には亀の像も置かれている。 【目洗いの井戸(宝医水)】弘法大師ゆかりと伝わる霊水が湧く井戸。この水で目を洗うと眼病が治るとの言い伝えから、今も参拝者が訪れる。 【薬師如来立像と脇侍】本尊の木造薬師如来立像(平安時代作)に、日光菩薩・月光菩薩の脇侍(江戸時代初期作)が寄り添う。 【土佐打ち止めの霊場】愛媛県との県境が近く、四国遍路のうち高知県内の最後の札所にあたる。長い「修行の道場」を歩き終えたお遍路さんが、ここで一区切りを迎える。
学び・特徴
主祭神
薬師如来
社格
真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)。山号は赤亀山(しゃっきざん)、院号は寺山院(じさんいん)。四国八十八箇所第39番札所。
創建
寺伝によれば、神亀元年(724年)、聖武天皇の勅願により行基が薬師如来を刻んで開基したのが始まり。当初は「亀鶴山施薬院宝光寺」と称した。その後、弘法大師空海が来訪して再興したと伝わる。
ご利益
健康・病気平癒厄除け
テーマ
パワースポット四国霊場眼病平癒
この場所を巡る軸
基本情報
住所
高知県宿毛市平田町中山390
参拝時間
7時から17時まで(納経所)

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
土佐くろしお鉄道宿毛線「平田」駅から徒歩約20分。 バスの場合、高知西南交通バス中村・宿毛線「寺山口」下車、徒歩約1キロメートル。車の場合、国道56号「寺山口」交差点から約1キロメートル。 駐車場は無料で、普通車50台・大型バス5台分ある。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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