この寺について
醫王山(いおうざん)鏡池院(きょうちいん)と号する真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)の寺で、四国八十八ヶ所霊場の第35番札所です。本尊は薬師如来(やくしにょらい)。清滝山の中腹にあり、境内からは土佐市のまちを見わたせます。厄除けの寺として知られ、大きな薬師如来像の台座の中をめぐる「戒壇(かいだん)めぐり」ができます。本尊の木造薬師如来立像は国の重要文化財です。
歴史・由来
【鏡のような池から生まれた名】
清瀧寺を理解する鍵は、寺の名にある「清らかな瀧」と、院号の「鏡池(きょうち)」です。どちらも、ある水の伝えから生まれました。
【行基の開創】
寺の伝えによると、養老7年(723)、奈良時代の僧・行基(ぎょうき)が自ら薬師如来を彫ってまつり、寺を開いたといいます。薬師如来は病気を治し、災いを除くとされる仏さまで、山号の「醫王山」も「医の王」である薬師如来にちなんだ名です。
【弘法大師と湧き水】
のちに弘法大師(こうぼうだいし)がこの地で7日間の修行を行いました。修行を終える満願の日、大師が金剛杖(こんごうづえ)で壇の前をつくと、清水が瀧のように湧き出して、鏡のような池になったと伝えられています。ここから「清瀧寺」の名がつき、四国霊場のひとつに定められたとされます。
【親王ゆかりの寺】
平安時代には、出家して真如(しんにょ)と名のった高岳親王(たかおかしんのう)がこの寺を訪れたと伝えられ、境内の奥には親王ゆかりの逆修塔(ぎゃくしゅとう)が残っています。
【受け継がれた宝物】
寺には、鏡の面に仏の姿を刻んだ鏡像(きょうぞう)1面と、金属の円板に仏像をあしらった懸仏(かけぼとけ)3面が伝わり、高知県の文化財に指定されています。平安時代の終わりから室町時代にかけての作品で、もとは近くの松尾八幡宮に伝わっていたものを、明治時代の神仏分離のあとに清瀧寺が受け継いだとされています。
学び・特徴
主祭神
薬師如来
社格
真言宗豊山派・四国八十八ヶ所霊場第35番札所
創建
養老7年(723)、行基の開創と伝わる
ご利益
厄除け健康・病気平癒
テーマ
四国遍路
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
高知県土佐市高岡町丁568-1
参拝時間
納経は8時から17時まで
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
高知自動車道の土佐インターチェンジから車で約10分。駐車場あり(無料)。寺までの道は細く急なため、ふもとでタクシーに乗り換えるのがおすすめです。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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