この寺について
真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)、山号は菅生山(すごうざん)、院号は大覚院(だいかくいん)。四国八十八箇所第44番札所で、本尊は十一面観世音菩薩。88か所のちょうど中間にあたることから「へそ寺」とも呼ばれる。杉や檜(ひのき)に囲まれた山あいに位置する。
歴史・由来
大宝寺を理解する鍵は、四国八十八箇所88か所のちょうど真ん中、44番目の札所であることだ。
寺伝によれば、大宝元年(701)、安芸国(現在の広島県)から来た猟師の兄弟・明神右京(みょうじんうきょう)と隼人(はやと)が、山中で十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)の像を見つけ、草庵を建てて祀ったのが始まりと伝わる。文武天皇(もんむてんのう)の勅願(ちょくがん)により寺院として整えられ、時の元号「大宝」にちなんで寺号がつけられた。
弘仁年間(810〜824)、弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)がこの地を訪れ、四国霊場の第44番札所に定めたと伝わる。
四国八十八箇所を一つの体にたとえたとき、44番目にあたる大宝寺はちょうど「へそ」の位置にあることから、「へそ寺」という通称でも親しまれている。境内は杉や檜の老木に囲まれ、遍路道の中でも特に静かで厳かな雰囲気で知られる。
見どころ・特徴
【仁王門の大わらじ】室町時代作と伝わる仁王像が安置された仁王門には、四国最大級ともいわれる大きなわらじが奉納されている。100年に一度、新しいものに取り替えられるという。
【掘出観音堂】昭和9年(1934)に見つかった、平安から鎌倉時代にかけて作られたとみられる金銅製の観音像を安置するお堂。
【句碑と伝説】境内には俳人・種田山頭火(たねだ さんとうか)の句碑や芭蕉塚(ばしょうづか)があり、後白河天皇(ごしらかわてんのう)の病気平癒祈願にまつわる言い伝えも残る。
【訪ねかた】前の43番札所・明石寺(めいせきじ)からは約80キロ離れており、区切り打ちでは移動に工夫がいる区間。第45番の岩屋寺(いわやじ)とあわせて訪れる遍路も多い。
学び・特徴
主祭神
十一面観世音菩薩
社格
真言宗豊山派。山号は菅生山、院号は大覚院。四国八十八箇所第44番札所。
創建
大宝元年(701)の創建と伝わる。猟師の兄弟・明神右京・隼人が発見した十一面観世音菩薩像を祀ったのが始まりとされる。
ご利益
縁結び健康・病気平癒
テーマ
山・登拝パワースポット
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生1173
参拝時間
7時から17時まで(納経所)
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
バスの場合、JR松山駅からJR四国バス久万高原線で「久万高原」バス停まで約1時間10分、下車後徒歩約15分。車の場合、松山自動車道松山ICから約27キロメートル、松山市街地から国道33号経由で約35分。無料駐車場(普通車20台、大型車3台、マイクロバス5台)を備える。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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