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寺 御朱印真言宗善通寺派/四国八十八ヶ所霊場第71番札所/山号 剣五山、院号 千手院 三豊市

弥谷寺

いやだにじ

香川県・三豊市の寺「弥谷寺」

Naokijp, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

この寺について
香川県三豊市の弥谷山中腹に建つ真言宗善通寺派の寺。 四国八十八ヶ所霊場第71番札所。 仁王門から本堂まで540段を超える石段が続き、道すがらの岩壁には磨崖仏と無数の五輪塔が刻まれる。弘法大師が少年期に学んだと伝わる獅子之岩屋を大師堂の内部に抱え、境内一帯は「弥谷寺信仰遺跡」として香川県の史跡に指定されている。
百八階段
百八階段

Naokijp, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、弥谷山が死者の行く山とされてきたことにある。参道を登ると、岩肌のあちこちに五輪塔が彫り込まれ、賽の河原と呼ばれる場所があり、磨崖仏が並ぶ。ここは霊場であると同時に、この地方の人々が死者を送ってきた山でもある。県の史跡指定の名称が「弥谷寺信仰遺跡」となっているのは、伽藍ではなく山そのものの信仰を対象にしているからである。 【行基と八国寺】寺伝によれば、天平年間に聖武天皇の勅願で行基が堂宇を建てたのが始まりとされる。山頂に立てば四国と中国地方の八か国が見渡せたことから、当初は蓮華山八国寺と称したという。 【獅子之岩屋】弘法大師空海は七歳から十二歳のころ、この山の岩窟にこもって学問に励んだと伝わる。獅子之岩屋と呼ばれるその岩窟は、いま大師堂の奥に取り込まれている。大同2年(807年)、唐から帰った大師が再びこの山に登って修行したところ、五本の剣が天から降り、金剛蔵王権現のお告げを受けたという。大師は千手観音を安置し、山号を剣五山、寺号を弥谷寺と改めた。 【岩に彫られた祈り】阿弥陀三尊の磨崖仏、水場の洞窟、賽の河原。参道は寺への道であると同時に、あの世への道筋として歩かれてきた。水場の洞窟は須弥山への入口とも極楽浄土の入口とも言われる。昭和43年(1968年)6月4日、この信仰のありようを含めて、境内一帯が「弥谷寺信仰遺跡」として香川県の史跡に指定された。 【遍路道】弥谷寺から次の第72番曼荼羅寺へ向かう遍路道は、国の史跡「讃岐遍路道」の一部(曼荼羅寺道)として指定されている。寺そのものは国史跡ではないが、ここから歩き出す道は国が守る道である。

見どころ・特徴

【石段】仁王門から本堂まで、急勾配の石段が540段続く(570段とする資料もある)。四国八十八ヶ所でも屈指の難所とされる。途中に百八階段と呼ばれる区間がある。 【大師堂と獅子之岩屋】標高190m付近、岩壁を背にして建つ。堂の内部に獅子の形をした岩窟があり、弘法大師が少年期に学んだ場所と伝わる。堂内には大師像などが安置されている。 【阿弥陀三尊磨崖仏】高さ約12mの岩壁に、阿弥陀如来(約1m)と観音・勢至の両菩薩(約0.9m)が浮き彫りにされている。 【水場の洞窟】岩をくり抜いた洞窟で、須弥山への入口とも極楽浄土の入口とも伝えられる。 【賽の河原と五輪塔】参道沿いの岩肌に、数え切れないほどの五輪塔が刻まれている。死者を送る山としてのこの場所の性格が、いちばんはっきり表れているところ。 【本堂】標高225m付近、石段を登りきった先に建つ。弘化5年(1848年)の建立とされる。 【多宝塔】天女の絵や天井画で飾られている。 【金銅四天王五鈷鈴(国指定重要文化財)】弘法大師が唐から持ち帰ったと伝わる唐時代の法具。明治34年(1901年)3月27日指定。ただし現在は奈良国立博物館に寄託されており、現地では見られない。 【仏説観仏三昧海経 巻第二】香川県指定有形文化財(平成19年3月30日指定)。 【正直なところ】540段の石段は本気で急で、体力のない日に行く場所ではない。裏参道の有料道路と山上駐車場を使えば距離は縮まるが、それでも歩く。ただ、この山は登る過程そのものが信仰の形になっている場所なので、石段を省くとこの寺の半分を見ないことになる。
学び・特徴
主祭神
千手観音菩薩
社格
真言宗善通寺派/四国八十八ヶ所霊場第71番札所/山号 剣五山、院号 千手院
創建
天平年間に行基が開山し蓮華山八国寺と称したと伝わる。大同2年(807年)に弘法大師が再興し、剣五山弥谷寺と改めたと伝わる
テーマ
山・登拝パワースポット
この場所を巡る軸
基本情報
住所
香川県三豊市三野町大見乙70
参拝時間
納経の受付時間は確認できませんでした。四国八十八ヶ所霊場の一般的な納経時間は7:00〜17:00ですが、この寺について明記した資料が見つかっていません。お出かけ前に寺へご確認ください。 境内の参拝は自由です。仁王門から本堂まで540段を超える石段があります。歩きやすい靴でお越しください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【車】高松自動車道「三豊鳥坂IC」から約10分、「さぬき豊中IC」から約20〜30分。 【駐車場】麓の第1・第2駐車場(無料、大型バス可・約50台)のほか、道の駅「ふれあいパークみの」の駐車場(約150台)も利用できます。麓の駐車場から本堂まで徒歩15〜25分。 【裏参道】有料道路を使うと山上の駐車場まで上がれます。石段の負担は減りますが、それでも本堂までは歩きます。シャトルバスの運行状況は時期により変わるため、事前にご確認ください。 【電車・バス】JR予讃線「詫間」駅からタクシーで約10分。三豊市コミュニティバス三野線「ふれあいパークみの」下車。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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