この神社について
上総国一宮。縁結び・子授け・安産の信仰で知られ、レイラインの東端としても話題。
歴史・由来
上総国一の宮。創建年代は不詳だが、平安期の延喜式神名帳(927年)に「上総国埴生郡 玉前神社 名神大」と記される、極めて格式の高い古社。
祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)。神武天皇の母にあたる海神の娘で、神武天皇の父・鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)と結ばれ、神武天皇を産んだ「日本国誕生」に関わる重要な女神。
「玉前」の名は、海神の娘・玉依姫命が、夫である鸕鶿草葺不合尊を迎えるためにこの地に上陸したという伝承に由来。古代の海岸祭祀の名残を留める。
九十九里浜の南端、太平洋を見下ろす立地は、まさに「海と神」が一体化した聖地。源頼朝も妻・北条政子の安産祈願にここを訪れたと伝わり、以後、安産・縁結びの神として広く崇敬を集めた。
「レイライン」(夏至と冬至の太陽の軌跡を結ぶ霊的なライン)の起点としても近年注目されている。夏至の朝、玉前神社から見て太陽の昇る方角は、富士山頂、伊勢神宮、出雲大社へと一直線に並ぶとされ、古代の太陽信仰の名残を物語る。
見どころ・特徴
JR外房線「上総一ノ宮」駅から徒歩約7分、九十九里浜にほど近い住宅街の中に鎮座。
朱塗りの大鳥居、緑深い参道は、海辺の街とは思えない静謐な空間。
社殿は貞享4年(1687)の造営とされる権現造。装飾的な彫刻が美しい。
「裸祭り」(はだかまつり、上総裸祭り)は、毎年9月13日の例祭。若衆が裸で神輿を担ぎ、九十九里浜を走り、海に入る勇壮な祭礼で、千葉県無形民俗文化財。
夏至の日の出参拝も近年人気。「ご来光の道」のスタート地点として、レイライン信仰の人々が集まる。
境内末社の「八坂神社」「大原神社」など、九十九里の漁業の信仰を象徴する小社も多い。
参拝後は、九十九里浜のドライブ、いすみ鉄道の旅、上総名物「いすみ豚」を味わうコースが、上総一の宮詣での定番。
学び・特徴
主祭神
玉依姫命
社格
上総国一宮・式内社(名神大社)・旧国幣中社
創建
創建年不詳(永禄年間の戦火で古記録焼失)
ご利益
縁結び子宝・安産健康・病気平癒
テーマ
パワースポット
基本情報
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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