この寺について
佐賀藩をおさめた鍋島家と、その主君だった龍造寺(りゅうぞうじ)家の両家の墓所がある曹洞宗(そうとうしゅう)の寺です。山号は恵日山(えにちさん)です。縦約15メートルの日本最大級の大涅槃像(だいねはんぞう)や、樹齢約400年の梅「霊徳寿梅(れいとくじゅばい)」で知られています。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、龍造寺家と鍋島家という二つの家の関係です。
【鍋島清房による創建】
高伝寺は天文21年(1552)、佐賀藩の藩祖・鍋島直茂(なべしまなおしげ)の父である鍋島清房(なべしまきよふさ)によって建てられました。
【主君の家と並ぶ墓所】
鍋島家は、もともと戦国大名・龍造寺家の家臣でした。のちに鍋島家が佐賀藩の藩主となりますが、高伝寺は両家の香華所(こうげしょ。先祖の供養を行う寺)として大切にされてきました。明治4年(1871)には、最後の佐賀藩主・鍋島直大(なべしまなおひろ)が、各地に散らばっていた鍋島家の先祖の墓と、かつての主君・龍造寺家の墓をこの寺に集めて整えました。境内には龍造寺隆信(りゅうぞうじたかのぶ)や佐賀藩の歴代藩主の墓が並んでいます。
【大涅槃像】
宝永3年(1706)につくられた大涅槃像は、お釈迦さまが亡くなる場面を描いた縦約15メートル、横約7メートルの大きな絵で、日本最大級とされます。佐賀市の重要文化財に指定されています。
見どころ・特徴
【龍造寺家・鍋島家の墓所】
境内には、龍造寺家と鍋島家の墓石や石灯籠が東西に整然と並びます。墓所は佐賀市の史跡に指定されています。
【霊徳寿梅(れいとくじゅばい)】
樹齢約400年とされる梅の古木で、佐賀市の天然記念物に指定されています。
【大涅槃像】
縦約15メートル、横約7メートルの日本最大級の涅槃図です。ふだんは公開されておらず、毎年春の釈迦堂祭りの期間に開帳されます。
【御位牌所】
歴代の藩主などの位牌を安置する建物で、木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう)や202霊分の位牌とともに、佐賀市の重要文化財に指定されています。このほか、木造鍋島忠直坐像(なべしまただなおざぞう)と木造了意和尚像(りょういおしょうぞう)も市の重要文化財です。
年中行事・お祭り
【釈迦堂祭り】例年4月19日から5月5日
日本最大級の大涅槃像が開帳されます。期間中は拝観料が変わります。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
釈迦如来
宗派・寺格
曹洞宗。龍造寺家・鍋島家の香華所(菩提寺)
創建
天文21年(1552)、鍋島清房の創建
テーマ
花武将ゆかり文化財
基本情報
住所
佐賀県佐賀市本庄町大字本庄1112-1
参拝時間
9時から17時まで(無休)。拝観料は大人400円(釈迦堂祭り期間は500円)、中学生300円、小学生以下無料。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR「佐賀駅」から佐賀市営バス(平松循環線)で約25分、「高伝寺」下車、徒歩約5分。車の場合は長崎自動車道「佐賀大和IC」から約30分。駐車場あり(約30台)。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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