この寺について
熊本県阿蘇市にある天台宗の寺院。山号は阿蘇山(あそさん)。本尊は十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)。阿蘇山修験道(あそさんしゅげんどう)の拠点として栄えた古刹(こさつ)で、九州四十九院薬師霊場(きゅうしゅうしじゅうくいんやくしれいじょう)の第30番札所でもある。かつて阿蘇山の火口近くにあった本堂は明治時代に麓(ふもと)へ移され、山上には奥之院(おくのいん)が残る。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、麓の里坊(さとぼう)と、阿蘇山の火口近くにある奥之院という、二つの場所に分かれてきた歴史そのものにある。
創建については二つの言い伝えがある。一つは、神亀3年(726年)にインドから渡来した僧・最栄(さいえい)が、聖武天皇(しょうむてんのう)の勅願(ちょくがん)を受けて阿蘇山の火口近くに十一面観音を安置したのが始まりとするもの。もう一つは、天養元年(1144年)に比叡山(ひえいざん)の僧・最栄が、阿蘇神社(あそじんじゃ)の大宮司(だいぐうじ)の許しを得て開いたとするものである。
かつて阿蘇山上には「三十六坊五十二庵(さんじゅうろくぼうごじゅうにあん)」と呼ばれる一大寺院群が栄えたが、戦国時代の争乱で焼き払われた。その後、加藤清正(かとうきよまさ)によって麓の黒川(くろかわ)の地に36の坊が「麓坊中(ふもとぼうちゅう)」として再興された。
明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により、山上にあった本堂は明治4年(1871年)に麓へ移された。山上の建物は明治23年(1890年)に奥之院として再建されたが、平成13年(2001年)9月、今度は麓の本堂が不審火により焼失し、現在は礎石のみが残る。焼失を免れたのは、江戸時代中期の建立と伝わる足手荒神堂(あしてこうじんどう)だけである。
その後、平成28年(2016年)の熊本地震と阿蘇山の火山活動により、山上の奥之院の建物も損傷し、令和4年(2022年)8月、以前より小さな建物として建て替えられた。
学び・特徴
主祭神
十一面観音菩薩
社格
天台宗(てんだいしゅう)、山号は阿蘇山(あそさん)。古くから阿蘇山修験道の拠点として栄え、九州の天台宗の中でも最高位の寺格を持つ寺院のひとつとされる。九州四十九院薬師霊場第30番札所。
創建
創建には二つの説が伝わる。神亀3年(726年)、インドから渡来した僧・最栄(さいえい)が聖武天皇の勅願を受けて開いたとする説と、天養元年(1144年)、比叡山の僧・最栄が阿蘇神社の大宮司の許しを得て開いたとする説である。
ご利益
健康・病気平癒厄除け
テーマ
山・登拝パワースポット紅葉
基本情報
住所
熊本県阿蘇市黒川1114
参拝時間
8時から17時まで
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR豊肥本線(ほうひほんせん)阿蘇駅から徒歩約10分、または車で約10分。九州自動車道からは約50分程度。駐車場あり。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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