TabiShiri
寺 御朱印 本巣郡北方町

円鏡寺

えんきょうじ

別名:北方弘法、美濃の正倉院

この寺について
高野山真言宗別格本山、山号は池鏡山(ちきょうざん)。弘仁2年(811)、嵯峨天皇の勅願により空海(弘法大師)が開いたと伝わる古刹で、「北方弘法(きたがたこうぼう)」の通称で親しまれる。永仁4年(1296)建立の楼門は国の重要文化財に指定され、境内には多くの文化財を伝えることから「美濃の正倉院」とも呼ばれる。

歴史・由来

円鏡寺を理解する鍵は、この寺が一つの名前でずっと続いてきたわけではなく、時代とともに姿と名前を変えながら現在の姿にたどり着いたという点にある。 寺伝によれば、弘仁2年(811)、嵯峨天皇(さがてんのう)の勅願(ちょくがん、天皇の願いによる建立)を受けて空海(弘法大師)がこの地に寺を開いたのが始まりとされる。当初の本尊は不動明王(ふどうみょうおう)で、寺の名も「定照寺(じょうしょうじ)」といった。のちに補陀落上人(ふだらくしょうにん)によって聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)が安置され、「補陀落院(ふだらくいん)」と名を改めたと伝わる。 永延年間(987〜989年ごろ)、良祐(りょうゆう)が現在に続く伽藍の基礎を築き、一条天皇(いちじょうてんのう)から「池鏡山円鏡寺(ちきょうざんえんきょうじ)」の寺号を授かった。境内に池を造った際に見つかった鏡を天皇家に献上したことが、この名の由来と伝えられている。この際、寺領800石が寄進されたとも伝わる、格式の高い寺院である。 その後、織田信長・豊臣秀吉・徳川将軍家など時々の権力者から庇護を受け、美濃を代表する古刹として法灯を守り続けてきた。永仁4年(1296)に建てられた楼門(ろうもん)は、長押(なげし)を使わず貫(ぬき)を用いる鎌倉時代以降の技法で組まれた名建築で、明治神宮の楼門はこの円鏡寺の楼門を手本にしたと伝わるほど評価が高い。1909年(明治42年)に国の重要文化財に指定された。 楼門の左右に立つ一対の金剛力士像(こんごうりきしぞう、仁王像)は鎌倉時代の作で、像高約2.5メートル。大師堂に安置される木造不動明王立像とともに国の重要文化財に指定されている。本尊の聖観音像も重要文化財に指定されているが、現在は収蔵庫に移され、非公開となっている。 弘法大師ゆかりの寺として、美濃地方の弘法大師霊場「三弘法(さんこうぼう)」の第1番札所、また東海三十六不動尊霊場の札所にも数えられ、今も多くの参拝者を集めている。

見どころ・特徴

【楼門(国指定重要文化財)】 永仁4年(1296)建立の八脚楼門(はっきゃくろうもん)。長押を使わず貫を用いる鎌倉時代以降の技法による名建築で、明治神宮の楼門のお手本になったと伝わるほど評価が高い。 【金剛力士像(仁王像)】 楼門の左右に安置される一対の金剛力士像は鎌倉時代の作で、像高約2.5メートル。眉や鼻を大きく前に出しながらも誇張を抑えた、安定感のある表情が見どころ。国の重要文化財に指定されている。 【大師堂の不動明王像】 大師堂に安置される木造不動明王立像(像高約180センチ)は、太い腕と力強くひねった腰が印象的な平安時代の作。国の重要文化財に指定されており、毎月21日に扉が開かれる。 【三重塔と境内の緑】 造営年ははっきりしないが、紅白を基調とした三重塔が境内に立つ。本堂(観音堂)は近年に建て替えられたもので、緑豊かな境内は散策にも向いている。秋には紅葉も楽しめる。 【訪ねかた】 境内は普段から出入りが自由で、散歩がてら立ち寄りやすい。毎月21日には「弘法さんの市」として近隣の農家による野菜などの市が立ち、大師堂の扉も開かれるので、この日にあわせて訪ねるのもおすすめ。
年中行事・お祭り
【毎月21日】弘法大師の縁日 大師堂の木造不動明王立像の扉が開かれるほか、境内では近隣の農家による新鮮な野菜などを扱う市が開かれる。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトや北方町教育委員会でご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
聖観世音菩薩不動明王
社格
高野山真言宗別格本山。山号は池鏡山(ちきょうざん)。美濃の弘法大師霊場「三弘法(みのさんこうぼう)」の第1番札所(北方弘法)で、東海三十六不動尊霊場の札所でもある。
創建
弘仁2年(811)、嵯峨天皇の勅願により空海(弘法大師)が開いたと伝わる。当初は「定照寺」、のちに「補陀落院」と称し、永延年間(987〜989年ごろ)に一条天皇から「円鏡寺」の寺号を授かったとされる。
ご利益
健康・病気平癒厄除け
テーマ
桜庭園紅葉
基本情報
住所
岐阜県本巣郡北方町北方1345-1
参拝時間
境内は基本的に常時開放されている。御朱印の授与など窓口の対応時間は9時から17時ごろまでを目安に、出かける前にご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
名古屋鉄道「北方真桑」駅から徒歩約20分。JR岐阜駅からバスで「北方円鏡寺前」バス停下車、徒歩約3分というルートもある。北方町役場の向かいに無料駐車場がある。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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