TabiShiri
寺 御朱印真言律宗・金沢北条氏菩提寺 横浜市金沢区

称名寺

しょうみょうじ

この寺について
文永11年(1274)北条実時が建立した真言律宗の寺院。金沢北条氏の菩提寺で、浄土式庭園(国の史跡・名勝)が美しい。仁王門・赤橋・浄土式庭園の美しい景観が有名。

歴史・由来

北条氏一族の中でも、ひときわ知性派として知られた金沢北条氏(かねさわほうじょうし)の菩提寺。 文永4年(1267)頃、北条実時(さねとき)が、所領であった六浦庄金沢の地に建てた持仏堂が起源。実時は2代執権・北条義時の孫にあたり、引付衆・評定衆として幕政を支えた重臣であると同時に、当時の日本屈指の蔵書家でもあった。 正応2年(1289)、実時の子・顕時(あきとき)が、奈良西大寺の叡尊の弟子・忍性(にんしょう)の高弟・審海(しんかい)を開山に迎え、寺院として正式に整備。律宗・真言律宗の道場として栄えた。 実時が築き、顕時・貞顕が拡充した「金沢文庫(かねさわぶんこ)」は、和漢の典籍を集めた中世日本屈指の私設文庫。仏典・儒書・史書・医書・歌書など、当時の知の総体がここに集められた。北条氏滅亡後も寺の管理下で守られ、現在は神奈川県立金沢文庫として隣接地に建ち、貴重な古典籍を今に伝える。 つまり称名寺は、単なる祈りの場ではなく「鎌倉武家文化の知の拠点」だった。武断的なイメージの強い鎌倉武士の中で、知的に洗練された金沢北条氏の精神が、ここに凝縮されている。

見どころ・特徴

京急金沢文庫駅から徒歩約12分。仁王門を抜けると、目の前に広がる浄土式庭園が圧巻である。 中央の阿字ヶ池に浮かぶ「金堂」、それを結ぶ朱塗りの反橋(そりばし)・平橋(ひらばし)。文保3年(1319)の絵図に基づいて昭和62年(1987)に復元されたもので、鎌倉時代の浄土式庭園の姿を実物大で体感できる、極めて貴重な空間。 境内裏手の称名寺市民の森には「八角堂跡」「経蔵跡」などの遺構が残り、かつての大伽藍を偲ばせる。山を登ると展望台があり、横浜港・東京湾の眺望が広がる。 隣接する神奈川県立金沢文庫は、必ず併せて訪れたい。中世以来の古典籍・古文書・絵画・仏像が収蔵され、特別展期間中は称名寺・金沢北条氏ゆかりの国宝・重要文化財の数々を間近に拝観できる。寺と博物館を結ぶトンネル(旧史跡指定の地下道)も雰囲気がある。 桜・新緑・蓮の花・紅葉と、四季を通じて美しい。とくに5月の連休の頃、新緑に映える朱の反橋は、東国に残された浄土の理想郷そのものである。
学び・特徴
主祭神
弥勒菩薩
社格
真言律宗・金沢北条氏菩提寺
創建
文永11年(1274)
ご利益
家内安全
テーマ
庭園桜紅葉
基本情報
住所
神奈川県横浜市金沢区金沢町212-1
参拝時間
9:00〜16:30(月曜休)

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アクセス
京急本線「金沢文庫」駅より徒歩12分
記念メダル

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参拝記録

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