この寺について
池上本門寺(いけがみほんもんじ)は、東京都大田区にある日蓮宗(にちれんしゅう)の大本山です。日蓮聖人(にちれんしょうにん)が弘安5年(1282)に亡くなった(入滅した)場所に建つ、日蓮宗でとくに大切にされているお寺で、山号は長栄山(ちょうえいざん)です。境内は約7万坪の広さがあります。関東に現存する最古の五重塔とされる国の重要文化財の五重塔、大田区文化財の総門と経蔵、東京都の旧跡に指定された庭園の松涛園(しょうとうえん)などがあります。
歴史・由来
日蓮聖人は弘安5年(1282)10月13日、身延山(みのぶさん)を出て旅をする途中、この地の領主だった池上宗仲(いけがみむねなか)の館(やかた)で、61歳で亡くなりました(入滅)。宗仲は、法華経の文字数にちなんだ約7万坪の土地を寄進(きしん)してお寺の礎を築き、弟子の日朗(にちろう)聖人にこの寺を託しました。日朗聖人は鎌倉の妙本寺とこの寺の両方の住職をつとめ、この体制は昭和16年まで続きました。
徳川家康が江戸に入ってからは、住職が池上に移り住み、徳川家や加藤清正(かとうきよまさ)などの大名の支えを受けて大きな伽藍(がらん)が整いました。昭和20年(1945)4月15日の空襲で大伽藍の多くを失いましたが、五重塔、経蔵、総門などは焼失を免れました。戦後は復興が進み、大堂(だいどう)は昭和39年(1964)に再建されました。
見どころ・特徴
参道の入口に建つ総門(そうもん)は、高麗門(こうらいもん)の形をした門で、元禄年間(1688〜1704)の建築と伝わる大田区文化財です。そこから続く96段の石段は、加藤清正が築いて寄進したもので、同じく大田区文化財です。
大堂(祖師堂)は昭和39年(1964)の再建で、天井には川端龍子(かわばたりゅうし)が描いた「未完の龍」があります。
五重塔は慶長13年(1608)に完成し、徳川秀忠(とくがわひでただ)が建立・寄進しました。和様と唐様(からよう)を合わせた造りで、塔の高さは約29メートルです。関東に現存する最古の五重塔とされ、国の重要文化財(旧国宝)です。
宝塔(多宝塔)は文政11年(1828)に上棟(じょうとう)された国の重要文化財で、お会式の12日と13日の午前中だけ扉が開かれます。経蔵は天明4年(1784)に建てられた大田区文化財で、空襲の被害を免れました。
松涛園は、小堀遠州(こぼりえんしゅう)の作と伝わる約4千坪の池泉回遊式庭園で、西郷隆盛と勝海舟の会見碑があります。
境内の最も奥にある日蓮聖人御霊廟(ごれいびょう)には、日蓮聖人の御灰骨をおさめた墓塔があります。霊宝には、国の重要文化財の日蓮聖人坐像(正応元年、1288)や、日蓮聖人の書「兄弟抄」があります。境内の墓地には力道山の墓もあるとされます。
【見学のヒント】総門に掲げられている扁額(へんがく)は複製で、原品は霊宝殿に収められています。お会式の期間は混雑するため、電車での参拝がおすすめです。
年中行事・お祭り
1月1日から6日は初詣です。2月3日ごろ(年により2日から3日)には、節分の豆まきがあります。4月の第1土曜・日曜には花まつりと春まつりが開かれます。10月11日から13日はお会式(おえしき)で、日蓮聖人の命日の法要です。12日の夜には、万灯練供養(まんとうねりくよう)が行われます。12月31日は除夜の鐘です。開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
釈迦牟尼仏
宗派・寺格
日蓮宗大本山/五重塔・宝塔は国の重要文化財/総門・経蔵・石段は大田区文化財/松涛園は東京都旧跡
創建
弘安5年(1282)10月13日に日蓮聖人が池上宗仲の館で入滅。宗仲が約7万坪の寺域を寄進し、日朗聖人に託したことが寺の始まり。
ご利益
厄除け家内安全交通安全学業・合格
テーマ
重要文化財庭園歴史祭り
基本情報
住所
東京都大田区池上1-1-1
参拝時間
境内自由。大堂は5時から16時です。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
東急池上線の池上駅から徒歩約10分です。都営浅草線の西馬込駅の南口から徒歩約12分です。JR京浜東北線の大森駅から池上駅行きのバスに約20分乗り、本門寺前で降りて徒歩約5分です。
公式サイト
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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