この寺について
天平5年(733)満功上人が開創した天台宗別格本山。関東最古の寺院のひとつで、境内に安置される白鳳仏(銅造釈迦如来倚像)は国宝。厄除元三大師を本尊とし「厄除けの深大寺」として知られる。深大寺そばの名所でもあり、神代植物公園に隣接する。
歴史・由来
東京都内では浅草寺に次ぐ古刹の一つ。天平5年(733)、満功(まんくう)上人による開創と伝わる。
開創伝承は、満功上人の両親の物語。父・福満(ふくまん)は若い頃、虎渓の長者の娘と恋に落ちたが、両家の反対で結ばれず、深沙大王(じんじゃだいおう、水神)に祈願。その霊験で結ばれ、子・満功を授かった。満功は両親の願いに応じて、深沙大王を祀る寺を建立、「深大寺」と名付けた。
「縁結びの寺」として、創建伝承から現代まで一貫した信仰を集める。
平安中期、円仁(慈覚大師)が訪れて天台宗の寺に改めた。鎌倉・室町期を通じて、武蔵野の有力寺院として発展。江戸期には徳川幕府の御朱印地を受けた格式の寺。
明治の廃仏毀釈、関東大震災、戦災を生き延びた本尊「銅造釈迦如来倚像(しゃかにょらいいぞう)」(国宝、白鳳期)は、東日本では極めて稀少な飛鳥〜白鳳期の金銅仏。平成29年(2017)、国宝に昇格指定された、東京都内屈指の文化財。
深大寺周辺は、武蔵野の自然が残る数少ない地域。「神代植物公園」「水生植物園」などと共に、東京の中の「異郷」として親しまれている。
見どころ・特徴
京王線「調布」駅・JR中央線「三鷹」駅・「吉祥寺」駅からバスで「深大寺」下車。
「本堂」は明治期の再建。本尊・宝冠阿弥陀如来像を安置。
「釈迦堂」では、国宝「銅造釈迦如来倚像」(白鳳期)を間近で拝観できる。像高約60cm、椅子に腰掛ける独特の姿勢(倚像)で、優美な微笑みが特徴。東日本最古級の金銅仏として、日本仏像史の重要作。
「元三大師堂(がんざんだいしどう)」は、天台宗中興の祖・元三大師(がんざんだいし、慈恵大師)を祀る。「角大師(つのだいし)」の鬼の姿のお札で有名で、厄除けの霊験で全国の信徒を集める。
「深大寺だるま市」(毎年3月3日・4日)は、日本三大だるま市の一つ。境内に約300店のだるま屋が立ち並ぶ、東京の春の風物詩。
「深大寺そば」は、寺の門前で江戸時代から続く名物。約20軒のそば屋が深大寺周辺に集中し、参拝後の食事が大きな楽しみ。
「神代植物公園」が隣接、桜・バラ・ツツジなどの花の名所として、年間を通じて楽しめる。
参拝後は、ジブリ美術館(三鷹)、調布市内の現代建築と組み合わせて、武蔵野の魅力を堪能できる。
学び・特徴
主祭神
元三大師(慈恵大師)
社格
天台宗別格本山
創建
天平5年(733)
ご利益
厄除け縁結び
テーマ
桜庭園パワースポット
基本情報
住所
東京都調布市深大寺元町5-15-1
参拝時間
9:00〜17:00(釈迦堂は9:30〜16:00)
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR中央線「三鷹」駅または京王線「調布」駅よりバス「深大寺」下車徒歩3分
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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