TabiShiri
寺 御朱印高野山真言宗 別格本山 河内長野市

観心寺

かんしんじ

この寺について
高野山真言宗の別格本山。大宝元年(701)、役行者(えんのぎょうじゃ)の開創と伝わり、弘仁年間に弘法大師空海が真言宗の道場として整備した。国宝の如意輪観世音菩薩坐像は平安時代の仏像彫刻の傑作のひとつで、秘仏として年に一度だけ開帳される。境内は国史跡に指定され、楠木正成(くすのきまさしげ)の首塚があることでも知られる。

歴史・由来

観心寺を理解する鍵は、山岳修行の霊場として始まり、真言宗の要衝を経て、楠木一族の聖地へと役割を重ねていった、その厚みのある歴史にある。 大宝元年(701)、役行者(えんのぎょうじゃ)の開創と伝わり、当初は「雲心寺」と称したという。弘仁年間、弘法大師空海がこの地を訪れ、北斗七星を勧請したと伝わる。本尊・如意輪観音菩薩坐像(国宝、平安時代後期)を空海自らが刻んだという説も伝わるが、これは伝承の域を出ず、実際の伽藍整備は空海の高弟・実恵(じちえ)によって進められたとされる。この時「観心寺」の寺号が定まった。 南北朝時代には、南河内を拠点とした楠木正成の祈願所として、楠木一族の篤い崇敬を受けた。延元元年(1336)、湊川の戦いで討死した正成の首は観心寺に葬られ、境内には今も首塚が残る。正成が着工したという三重塔は、一重目を造ったところで工事が中断し、「建掛塔(たてかけとう)」として文亀2年(1502)に現在の姿に再建された。 境内には後村上天皇の行宮(あんぐう、仮の御所)が置かれ、その陵墓も残ることから、昭和9年(1934)に境内全体が国の史跡に指定されている。空海の高弟・実恵の墓も境内にあり、東寺・高野山を結ぶ真言宗の要衝として栄えた歴史を今に伝えている。

見どころ・特徴

【国宝「金堂」】 正平年間(1346〜1370、南北朝時代)の建立と伝わる、和様に禅宗様を取り入れた折衷様の建築。昭和27年(1952)に国宝に指定された。前身となる建物は平安時代に遡るとされる。 【秘仏本尊「如意輪観音菩薩坐像」】 平安時代後期を代表する仏像彫刻とされる国宝の秘仏。年に一度、4月17日・18日の2日間だけ開帳される、非常に貴重な拝観の機会。 【楠木正成ゆかりの史跡】 境内には楠木正成の首塚のほか、正成が建立に着工しながら討死で中断した「建掛塔」(重要文化財)が残る。楠木一族の聖地として今も大切にされている。 【後村上天皇の行宮と陵墓】 南北朝時代、後村上天皇の仮の御所(行宮)が置かれ、その陵墓も境内にある。こうした史跡としての価値から、境内全体が国の史跡に指定されている。 【梅と紅葉の名所】 境内は梅や紅葉の名所としても知られ、季節ごとに多くの参拝者が訪れる。
学び・特徴
主祭神
如意輪観世音菩薩
社格
高野山真言宗 別格本山
創建
大宝元年(701)、役行者の開創と伝わる。
ご利益
縁結び厄除け勝負運
テーマ
紅葉パワースポット
この場所を巡る軸
基本情報
住所
大阪府河内長野市寺元475
参拝時間
拝観時間は9時から17時まで。拝観料は大人300円、小中学生100円。本尊・如意輪観音菩薩坐像の御開帳日(毎年4月17日・18日)は1,000円。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
南海高野線・近鉄「河内長野」駅から南海バス(小吹台行・金剛山行)で「観心寺」バス停下車すぐ。無料駐車場あり(約30台)。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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