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寺 御朱印真言宗中山寺派 大本山・西国三十三所第24番 宝塚市

中山寺

なかやまでら

別名:中山観音

この寺について
真言宗中山寺派の大本山。聖徳太子が開創したと伝わる、日本最初の観音霊場。安産・子授けの観音として知られ、妊婦が安産祈願の腹帯(岩田帯)をいただく習慣で全国的に有名。本尊の木造十一面観音立像は重要文化財に指定されている。西国三十三所第24番札所。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、聖徳太子が開いたと伝わる古い観音信仰の歴史と、時代を超えて受け継がれてきた「安産の寺」としての信仰が、一つの境内に重なっている点にある。 寺伝によれば、聖徳太子が第14代仲哀天皇の先后・大中姫(おおなかつひめ)とその皇子たち、また物部守屋(もののべのもりや)の霊を鎮めるために建立したと伝わる。西国三十三所の公式資料では、創建は推古天皇の時代(593年〜628年)とされているが、正確な年は分かっていない。本尊の十一面観世音菩薩は、インドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿を写したものと伝えられ、「日本最初の観音霊場」と称される。 平安時代末、花山法皇(かざんほうおう)が西国三十三所の巡礼を再興した際、旧暦7月9日の深夜に中山寺へ登られたところ、三十三所すべての観音が本堂に集まり来迎したという霊験譚が伝わる。この様子が星が降るようだったことから「星下り」と呼ばれ、現在も8月9日に「星下り大会式(ほしくだりだいえしき)」として続いている。中山寺はもともと巡礼の第一番とされたが、のちに花山法皇の巡礼順にあわせて第24番となった。 安産・子授けの寺としての信仰も古くから篤い。豊臣秀吉は50歳を過ぎてから中山寺に子授けを祈願し、後に秀頼を授かったと伝わる。秀頼自身も慶長8年(1603)、片桐且元(かたぎりかつもと)に命じて本堂をはじめとする伽藍を再建させた。これは天正6年(1578)の荒木村重の乱で伽藍が焼失した後の再興である。 近代に入ってからも中山寺と皇室の縁は続いた。明治天皇の生母・中山慶子(なかやまよしこ、中山一位局)は、出産にあたり中山寺の安産御守「鐘の緒(かねのお)」を受け、無事に祐宮(さちのみや、のちの明治天皇)を出産したと伝わる。この縁から、中山寺は日本で唯一の「明治天皇勅願所」とされている。 こうした歴史を背負いながら、今も「安産の中山さん」として、全国から多くの妊婦や家族が参拝に訪れている。

見どころ・特徴

【本堂】現在の本堂は慶長8年(1603)、豊臣秀頼(とよとみひでより)が片桐且元に命じて再建したもの。兵庫県指定有形文化財。寄棟造(よせむねづくり)本瓦葺きで、参拝者を迎える礼堂(らいどう)が吹き放しになっているのが特徴。本堂内には十一面観音の像が3体安置され、それぞれ11の顔を持つことから合計33面となり、西国三十三所の観音を一体で表す意匠になっている。 【本尊 十一面観世音菩薩】インドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿を写したと伝わる本尊で、重要文化財に指定されている。 【大願塔・青龍塔】天正6年(1578)の荒木村重の乱で焼失した多宝塔・五重塔が、現代になって相次いで復興された。多宝塔「大願塔」は平成19年(2007)、五重塔「青龍塔」は平成29年(2017)の再建。青龍塔は日本では珍しい青色の五重塔で、東方を守る四神・青龍にちなむ。 【お腹帯(岩田帯)】安産祈願の際に授与される腹帯は、全国から妊婦が訪れる中山寺の名物。境内には子授け地蔵など、子宝にまつわる見どころも多い。 【季節の花】梅まつり(3月)、桜(3月から4月)、あじさい(6月)、紅葉(11月)など、四季を通じて花が楽しめる。
年中行事・お祭り
【星下り大会式(ほしくだりだいえしき)】毎年8月9日。花山法皇が中山寺に登られた夜、西国三十三所すべての観音が本堂に集まり来迎したという霊験譚にちなむ行事。梵天奉幣(ぼんてんほうべい)や稚児(ちご)による行列などが行われる。 【星祭節分会】毎年2月の節分の日。豆まき式と、厄除けを祈る星祭(星供)のご祈祷が行われる。 【聖徳太子まつり】毎年5月3日。中山寺を開いたと伝わる聖徳太子をしのぶ法会で、千体仏供養も併せて営まれる。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
十一面観世音菩薩
社格
真言宗中山寺派 大本山・西国三十三所第24番
創建
伝・推古天皇時代
ご利益
子宝・安産厄除け
テーマ
桜
基本情報
住所
兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
参拝時間
境内の拝観は無料。お守り・御朱印などの窓口受付は9時から16時まで、電話でのお問い合わせ受付は9時から16時30分までと公式サイトに案内されている。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
阪急宝塚線「中山観音」駅から北へ徒歩約1分。JR宝塚線「中山寺」駅から北西へ徒歩約10分。専用駐車場はなく、周辺の私営駐車場を利用することになる。山門周辺の道は狭いため、公共交通機関の利用が勧められている。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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