TabiShiri
神社 御朱印上野国一之宮。『延喜式』神名帳に載る名神大社(式内社)。旧社格は国幣中社。 富岡市

一之宮貫前神社

いちのみやぬきさきじんじゃ

別名:貫前神社

この神社について
一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)は、群馬県富岡市にある上野国(こうずけのくに)の一之宮(いちのみや)です。総門から石段を下って社殿に向かう、全国でも数少ない「下り宮(くだりみや)」の神社として知られます。祭神(さいじん)は経津主神(ふつぬしのかみ)と比売大神(ひめのおおかみ)です。現在の社殿は寛永12年(1635年)に徳川家光(とくがわいえみつ)が造営したもので、本殿・拝殿・楼門(ろうもん)が国の重要文化財に指定されています。

歴史・由来

社伝(しゃでん)では、安閑天皇(あんかんてんのう)元年(531年)の創祀(そうし)とされます。物部氏(もののべうじ)の一族である磯部氏(いそべうじ)が経津主神をまつり、のちにこの地の菖蒲谷(あやめだに)に社殿を建てたと伝えられます(伝承は資料によって違いがあります)。確かな史料に初めて名前が見えるのは、大同元年(806年)の『新抄格勅符抄(しんしょうきゃくちょくふしょう)』で、神社に神戸(かんべ。神社を支えるために税を納める家)があてられたと記されています。 平安時代の承和6年(839年)に従五位下(じゅごいのげ)の神階(しんかい)を授かり、延喜16年(916年)には従二位(じゅにい)に進みました。『延喜式(えんぎしき)』神名帳(じんみょうちょう)には名神大社(みょうじんたいしゃ)として載り、のちには正一位にもなったとされます。藤原秀郷(ふじわらのひでさと)、源頼義(みなもとのよりよし)・義家(よしいえ)、新田義貞(にったよしさだ)、足利尊氏(あしかがたかうじ)、武田氏、徳川家康など、多くの武将が崇敬(すうけい)したと伝わります。 現在の社殿は、寛永12年(1635年)に3代将軍の徳川家光の命で造営されました。元禄11年(1698年)には5代将軍の綱吉(つなよし)の命で大修理が行われ、漆塗り(うるしぬり)の彩色が加わったとされます。明治時代の制度では国幣中社(こくへいちゅうしゃ)でした。12年に一度、申年(さるどし)に神様を仮殿(かりでん)へ遷し、酉年(とりどし)に本殿へ戻す式年遷宮(しきねんせんぐう)も行われます。

見どころ・特徴

【ここに注目】 最大の見どころは「下り宮」の参道です。高台の総門から石段を下りていくと、谷あいに社殿が現れます。参道を下って拝殿へ向かう造りは珍しく、貫前神社、熊本県の草部吉見神社(くさかべよしみじんじゃ)、宮崎県の鵜戸神宮(うどじんぐう)が「日本三大下り宮」と呼ばれます。 社殿は漆塗りで彩色され、平成の大修復で艶(つや)が出たと紹介されています。本殿・拝殿・楼門は国の重要文化財です。 【見学のヒント】 帰りは石段を上ることになるので、歩きやすい靴がおすすめです。近くには世界遺産の富岡製糸場があります。
年中行事・お祭り
【主な行事】 1月15日 筒粥神事(つつがゆしんじ) 3月14日・12月12日 御戸開祭(みとびらきさい)(冬は御戸祭) 3月15日 例祭 12月8日 鹿占神事(しかうらしんじ)。鹿の骨にできるひび割れで吉凶を占う古い神事です。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

作品ゆかり
群馬県の郷土かるた「上毛かるた」で「ゆかりは古し貫前神社」と詠まれ、県内でよく知られています。
学び・特徴
主祭神
経津主神比売大神
社格
上野国一之宮。『延喜式』神名帳に載る名神大社(式内社)。旧社格は国幣中社。
創建
531年(安閑天皇元年)と伝わる
テーマ
一宮式内社重要文化財
この場所を巡る軸
基本情報
住所
群馬県富岡市一ノ宮1535
参拝時間
総門は通年開門。楼門の参拝時間は資料により異なります(6時から17時、8時30分から17時など)。お出かけ前に神社へお問い合わせください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
上信電鉄の上州一ノ宮駅から徒歩約15分(10分とする資料もあります)。高崎方面からは、JR高崎駅で上信電鉄に乗り換えます。車の場合は、上信越自動車道の富岡ICから約13分から20分(資料により異なります)。駐車場の有無や料金も資料により異なるため、お出かけ前に神社へお問い合わせください。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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