
この神社について
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を祀る神社で、大宰府(だざいふ)への左遷の途中に立ち寄った地に建てられたと伝わります。「日本で最初に創建された天神様」を称し、北野天満宮・太宰府天満宮とともに「日本三大天神」に数えられることがあります(三社目については諸説あります)。学業成就・合格祈願で広く知られています。
歴史・由来
この神社を理解する鍵は、菅原道真公が亡くなった直後から、その霊を慰めるために生まれた神社だということです。
道真公は大宰府(だざいふ)へ流される途中、この地に立ち寄り、しばらく滞在したと伝わります。延喜3年(903)に大宰府で亡くなった翌年の延喜4年(904)、瑞雲(ずいうん)や五色の光がこの地に現れたことから、人々はこれを道真公の霊が帰ってきたしるしと考え、酒垂山(さかたりやま)のふもとに祠(ほこら)を建てたのが始まりと伝わります。これが「日本で最初に創建された天神様」と称される理由です。
創建から約100年後の寛弘元年(1004)には、一条天皇(いちじょうてんのう)の勅使(ちょくし)が訪れ、道真公の無実の罪が初めて朝廷から公に認められました。この出来事を記念する祭りが、今に続く御神幸祭(ごしんこうさい)、通称「裸坊祭(はだかぼうまつり)」です。
明治時代には近代社格制度のもとで県社(けんしゃ)に列せられ、名称も「松崎神社」に改められましたが、昭和28年(1953)に現在の「防府天満宮」の名に戻りました。昭和27年(1952)には火災で社殿が被害を受け、氏子(うじこ)や崇敬者の寄付によって再建されています。
見どころ・特徴
【本殿・幣殿・拝殿】銅板葺(どうばんぶき)入母屋造(いりもやづくり)の社殿で、国の登録有形文化財です。昭和27年(1952)の火災ののち、氏子や崇敬者の寄付によって再建されました。
【春風楼(しゅんぷうろう)】明治のはじめに楼閣(ろうかく)の形に姿を変えた建物で、こちらも国の登録有形文化財です。楼上からは防府の市街を見渡せます。
【大専坊跡(だいせんぼうあと)】かつて多くの坊舎(ぼうしゃ)が建ち並んでいた場所の跡で、山口県指定史跡です。
【梅と桜】約1100本の梅が2月中旬から見頃を迎え、3月下旬から4月上旬には桜も咲きそろいます。
【芳松庵(ほうしょうあん)】日本庭園を備えた茶室で、抹茶体験ができます。
【歴史館】道真公ゆかりの品々を展示する施設で、月曜・火曜が定休日です。
年中行事・お祭り
【御神幸祭(裸坊祭)】例年11月第4土曜日に行われます。午後6時の花火を合図に御扉が開かれ、神輿(みこし)と重さ約500キログラムの御網代輿(おあじろごし)が58段の大石段を下り、勝間(かつま)の浦の御旅所(おたびしょ)まで約2.5キロメートルを渡御(とぎょ)します。白装束の「裸坊」が数千人規模で奉仕する、山口県を代表する祭りのひとつです。寛弘元年(1004)に道真公の無実が朝廷に認められたことを記念する祭りと伝わります。
【天神市】境内で定期的に開かれる市です。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
菅原道真公
社格
旧県社(明治6年/1873列格)で、現在は別表神社(べっぴょうじんじゃ)です。本殿・幣殿・拝殿と春風楼は国の登録有形文化財、大専坊跡は山口県指定史跡です。
創建
延喜4年(904)、菅原道真公の没後に創建されたと伝わります。
ご利益
学業・合格出世・仕事厄除け
テーマ
桜庭園
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
山口県防府市松崎町14-1
参拝時間
開門は6時から20時までです。御祈願の受付は9時から16時30分までで、予約は不要です。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR防府駅から徒歩約15分、またはバスで約5分です。境内周辺に約500台分の駐車場があります。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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