この神社について
島根県松江市、玉造温泉街の奥に鎮座する、玉作りと温泉の神を祀る古社です。出雲国風土記にも名が見える式内社で、社務所で授かる「叶い石」を境内の「願い石」に当てて願いを込める参拝が人気です。縁結びのご利益でも知られています。
歴史・由来
この社を理解する鍵は、「玉」と「湯」という二つの顔です。神社の名前にある「玉作」は勾玉づくり、「湯」は玉造温泉を表しています。
【玉作りの里の神】
出雲は、古くから勾玉(まがたま)などの玉作りで知られた土地で、神社のある花仙山(かせんざん)のふもとは、その中心地でした。祭神の櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)は、出雲の玉作りの祖神とされています。
【温泉の神】
玉造温泉は、古くから「神の湯」として信仰されてきました。大名持命(おおなもちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神は、湯の神として迎えられたとする説があります。このほか、五十猛命(いそたけるのみこと)も祀られています。
【記録に見える古社】
創建の年代ははっきりしません。奈良時代の『出雲国風土記』(いずものくにふどき)に「玉作湯社」の名が見え、平安時代の『延喜式』(えんぎしき)の神名帳にも載る、式内社(しきないしゃ)です。
【近世から現代へ】
江戸時代には松江藩から厚く崇敬されました。明治維新のあとに社号を現在の「玉作湯神社」に戻し、昭和3年(1928年)には県社になりました。
見どころ・特徴
【願い石と叶い石】
境内の「願い石」に、社務所で授かった「叶い石」を当てて、心の中で願い事を3度唱えます。叶い石は御神水で清めてから当て、お守りとして持ち帰ります。拝殿で願い札に願い事を書く作法もあります。願い石の前で長く待たせないよう、周りへの気づかいも大切です。
【恋叶橋と鳥居】
参道の手前にかかる橋は「恋叶橋」と呼ばれ、橋と鳥居を一緒に撮影すると恋が叶うと伝えられています。
【出雲玉作跡の一角】
境内は、国の史跡「出雲玉作跡」の宮ノ上地区にあたります。境内の収蔵庫には、周辺で出土した玉類や砥石などが納められ、その一部は国の重要文化財です。
【御朱印】
御朱印は、階段の手前にある社務所で授与されています。
学び・特徴
主祭神
櫛明玉命大名持命少彦名命五十猛命
社格
式内社/旧県社(昭和3年〈1928年〉に昇格)
創建
創建年代不詳(出雲国風土記に「玉作湯社」として記載)
ご利益
縁結び恋愛成就美容
テーマ
式内社国史跡重要文化財
基本情報
住所
島根県松江市玉湯町玉造508
参拝時間
境内は自由に参拝できます。社務所の受付は、おおむね午前9時ごろから午後5時ごろまでとされます。曜日や時期で変わることがあるため、参拝前にご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR玉造温泉駅から一畑バス玉造温泉行きで約7分、終点の「玉造温泉」バス停で下車し、徒歩約3分。駅からタクシーで約5分で、徒歩だと約30分とされます。車の場合は、山陰自動車道の松江玉造ICから約4km、約10分です。神社前の広場に、無料の駐車場が約20台分あります。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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