この神社について
徳川家康を神として祀る。世界遺産「日光の社寺」を構成し、陽明門や眠り猫など豪華絢爛な社殿群で名高い。
歴史・由来
徳川家康(東照大権現)を祀る神社。元和3年(1617)、2代将軍・徳川秀忠が、駿河・久能山に葬られていた家康の遺骨を日光に改葬し、東照社(後の東照宮)として創建。
家康の遺命「日光に小さき堂を建てて勧請せよ。八州の鎮守となるべし」に従ったもの。日光は江戸の真北に位置し、北極星の真下=「天下の中心」として、家康を「東を照らす神」として祀る戦略的な場所。
寛永13年(1636)、3代将軍・徳川家光が「寛永の大造替(だいぞうたい)」と呼ばれる大規模な再建を実施。家光は祖父・家康を深く崇敬し、莫大な財を投じて現在の華麗な姿に造り変えた。総工費約57万両、当時の幕府年間収入の約7分の1を投入した一大プロジェクト。
「権現造」と呼ばれる、本殿と拝殿を石の間で繋ぐ独特の建築様式は、東照宮で完成された。以後、全国の神社建築の標準型として広く影響を与えた。
明治の神仏分離で、東照宮と隣接する輪王寺(旧二荒山神社の別当寺)が分離。それまで一体だった「日光山」が、神社と寺院に分割された。
平成11年(1999)、隣接する日光山輪王寺・日光二荒山神社と共に、世界文化遺産「日光の社寺」として登録された。
見どころ・特徴
JR・東武日光線「日光」駅からバスで「神橋」「西参道」下車徒歩約10分。日光山の南麓に位置する。
最大の見どころは「陽明門(ようめいもん)」(国宝)。「日暮らしの門」とも呼ばれ、見ていて飽きない極彩色の彫刻群(508体の彫刻)が圧巻。江戸初期の彫刻技術の最高峰で、世界に類を見ない装飾美。
「眠り猫」(国宝)は、東回廊の入口にある左甚五郎作と伝わる小さな彫刻。「日光と言えば眠り猫」のシンボル。
「三猿(さんざる)」(重要文化財)は、神厩舎(しんきゅうしゃ、神馬の馬屋)の長押(なげし)に施された8場面の彫刻の中の1つ。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿は、世界中で「Three Wise Monkeys」として有名な、日本発信の文化シンボル。
「唐門」「拝殿・本殿」(いずれも国宝)は、徳川家光の権力を象徴する華麗な権現造の最高峰。本殿は奥之院に通じる神聖な空間。
「奥宮」は、家康の墓所。本殿から長い石段を登った先の静かな空間。「叶杉」と呼ばれる御神木があり、願いが叶うと言われる。
「鳴龍(なきりゅう)」(薬師堂、輪王寺管理)は、天井に描かれた龍の絵の下で拍子木を打つと、独特の反響音が聞こえる稀有な体験。
参拝後は、日光山輪王寺・日光二荒山神社と組み合わせて、世界遺産「日光の社寺」を一日で巡るのが定番。
学び・特徴
主祭神
東照大権現(徳川家康)
社格
別表神社
創建
1617年(元和3年)
ご利益
勝負運学業・合格厄除け
テーマ
世界遺産紅葉
この場所を巡る軸
モデルコース
霊場・巡礼
基本情報
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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