この神社について
岩手県盛岡市の中心市街地の北にある神社です。境内の三つの巨石には、鬼が手形を押して二度と来ないことを誓ったという「鬼の手形」の伝説が伝わります。「岩手」の地名や、盛岡さんさ踊りの起源にまつわる場所として知られています。
歴史・由来
この社を理解する鍵は、境内にある三つの巨石と、「鬼の手形」の伝説です。
【三ツ石と鬼の手形】
昔、この地方に羅刹(らせつ)という鬼が現れて人々を困らせました。そこで人々が三ツ石の神に退治を願うと、神は不思議な力で鬼を巨石に縛りつけました。鬼は許しを請い、二度と悪事をせず、この土地にも来ないことを誓い、その証として石に手形を押した、と伝えられています。この話が、「岩手」(石の手形)と「不来方(こずかた)」(二度と来ない)という地名の由来とされています。
【さんさ踊りの起源】
鬼が去ったことを喜んだ里の人々が、石のまわりで踊ったのが、盛岡さんさ踊りの始まりと言われています。さんさ踊りの起源には、僧侶が布教のために伝えたという説など、ほかの説もあります。
【社の歴史】
社殿などの創建時期ははっきりしません。慶長4年(1599年)には、盛岡藩2代藩主の南部利直(なんぶとしなお)が、東顕寺(とうけんじ)に52石を与えて神社を管理させ、同じ年に、南部家初代の光行(みつゆき)の神霊をこの神社に祀りました。三つの石は「三ツ石大明神」として祀られ、少彦名命(すくなひこなのみこと)などもあわせて祀られてきたとされます。豊作、健康、縁結びの神として信仰されています。
見どころ・特徴
【三つの巨石(鬼の手形)】
境内には、大きな花崗岩(かこうがん)の三つの巨石があります。鬼が押したという手形が残ると伝えられる、この神社の象徴です。
【さんさ踊り発祥の地】
盛岡さんさ踊りの実行委員会などが、例年パレードの前に訪れ、安全祈願と踊りの奉納を行います。
【社殿と石鳥居】
流造(ながれづくり)の本殿と拝殿があり、石の鳥居は昭和12年(1937年)に有志が奉納したものです。
年中行事・お祭り
【盛岡さんさ踊り】例年8月1日から4日
さんさ踊り発祥の地として、実行委員会などが祈願と踊りの奉納に訪れます。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
三ツ石大明神少彦名命南部光行
創建
創建時期は不詳(慶長4年〈1599年〉に南部家初代・光行の神霊を祀った記録がある)
ご利益
五穀豊穣健康・病気平癒縁結び
テーマ
巨石・磐座祭り歴史
基本情報
住所
岩手県盛岡市名須川町2-1
アクセス
JR盛岡駅から岩手県交通の都心循環バス「でんでん虫」右回りで約13分、「本町通一丁目」下車、徒歩約5分。車の場合は、東北自動車道の盛岡ICから約6km。参拝者用の駐車場は少なく、3台分とされています。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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