この神社について
山梨県富士吉田市の下吉田にある神社で、地元では「下浅間」と呼ばれています。富士山の神さまである木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をお祀りし、この土地の産土神(うぶすながみ、生まれた土地を守る神さま)として信仰されてきました。
社伝では807年(大同2年)の創建とされます。馬の足跡で吉凶を占う「流鏑馬祭(やぶさめまつり)」が有名で、山梨県の無形民俗文化財に指定されています。
歴史・由来
小室浅間神社を理解する鍵は、「富士山を遥拝(ようはい)した武将の伝承から、下吉田の人びとの産土神として歩んできた」ことです。
社伝では、793年(延暦12年)に坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が東へ向かう途中、富士山を遥拝して戦勝を祈願しました。戦いに勝ったのち、807年(大同2年)に社殿をつくったと伝えられています。
古くは「冨士山下宮浅間神社」と呼ばれ、いまも地元では「下浅間」の名で親しまれています。明治時代に「小室浅間神社」と名前を改め、近代の社格制度では郷社になりました。
1957年(昭和32年)には、神社本庁の別表神社に加えられました。
境内のカツラの神木には、南北朝時代に討たれた護良親王(もりよししんのう)の首を、根元に葬ったという言い伝えがあります。
秋の流鏑馬祭は、2017年に山梨県の無形民俗文化財に指定されました。1月の筒粥祭とともに、占いの神事を今に伝えています。
見どころ・特徴
【馬の足跡で占う流鏑馬祭】
一般の流鏑馬のように矢を射るのではなく、馬が駆けたあとの足跡を見て、吉凶を占います。山梨県の無形民俗文化財です。
【境内で暮らす神馬(しんめ)】
祭りで活躍する神馬が、境内の馬舎で飼われています。
【大塔宮(だいとうのみや)のカツラ】
境内の神木のカツラは、富士吉田市の天然記念物です。護良親王の首を根元に葬ったという言い伝えがあります。
【溶岩の上の社と御神水】
神社は、富士山の溶岩流の末端にあります。境内には、地下から汲み上げる御神水もあります。
年中行事・お祭り
【筒粥祭(つつがゆさい)】例年1月
粥の炊き上がりの状態から、その年の農作物の出来や天候、富士山に登る人の数などを占う神事です。
【流鏑馬祭(やぶさめまつり)】例年9月18日・19日
下吉田で最も大きな祭りです。18日が宵祭、19日が例大祭で、馬が駆けた足跡で吉凶を占う神事が行われます。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
木花咲耶姫命
社格
別表神社(旧郷社)
創建
社伝では大同2年(807年)の創建と伝わる。793年(延暦12年)に坂上田村麻呂が富士山を遥拝して戦勝を祈願したことが由来とされる。
ご利益
縁結び子宝・安産
テーマ
祭り巨木・御神木文化財
基本情報
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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