この神社について
武蔵国(むさしのくに)の総社(そうしゃ)として知られる古社です。社伝(しゃでん)では、景行天皇(けいこうてんのう)41年(111)に、大神(おおかみ)のお告げによって創建されたと伝わります。かつて国の役所(国府)が置かれた府中にあり、毎年4月30日から5月6日に行われるくらやみ祭は、東京都の無形民俗文化財に指定されています。
歴史・由来
【この神社を知る鍵は、「国府」と「総社」】
大化の改新(645)のあと、武蔵国の役所である国府がこの地に置かれ、大國魂神社は国衙(こくが)の斎場(さいじょう)になったと、公式サイトにあります。国司(こくし)が国内の神社にお供えをして祭りを行うのに便利なように、国内のいろいろな神さまをあわせてまつったことが、武蔵総社のはじまりとされます。
【創建と御祭神】
社伝では、景行天皇41年(111)5月5日に、大神のお告げによって社が造られたとされます。御祭神の大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)は、素盞鳴尊(すさのおのみこと)の御子神とされ、武蔵国を開き、人々に衣食住の道や医薬のしかたを教えたと伝わります。
【六所宮の名】
のちに、本殿の両側に国内で名高い六柱の神(小野・小河・氷川・秩父・金佐奈・杉山の各大神)がまつられたことから、「六所宮」とも呼ばれるようになりました。
【武家に敬われて】
寿永元年(1182)、源頼朝は使者を送り、妻の政子の安産を祈らせました。文治2年(1186)には社殿を造営しています。天正18年(1590)、徳川家康は江戸に入ると、この社を武蔵国の総社として敬い、社領五百石を寄進しました。
【現在の社殿へ】
正保3年(1646)に近くの火事が燃え移って社殿が焼けましたが、寛文7年(1667)に将軍・徳川家綱の命で、久世広之(くぜひろゆき)が社殿を造営しました。これが現在の社殿のもとになっています。本殿は三つの殿を横に連ねた朱塗りの建物で、東京都の文化財に指定されています。
【近代】
明治4年(1871)に、「武蔵総社六所宮」から元の「大國魂神社」の名に戻りました。明治18年(1885)には官幣小社(かんぺいしょうしゃ)という社格に列せられました。
見どころ・特徴
【本殿】
寛文7年(1667)の造営で、三つの殿を横に連ねた朱塗りの建物です。屋根は流造(ながれづくり)で、東京都の文化財に指定されています。
【拝殿】
現在の建物は、明治18年(1885)に改築されたものです。流造で、切妻(きりづま)の屋根に千鳥破風(ちどりはふ)が付き、銅板で葺(ふ)かれた素木造(しらきづくり)です。正面の額「総社六所宮」は、江戸時代中期の書家・勝間龍水(かつまりゅうすい)の筆です。
【馬場大門のケヤキ並木】
国の天然記念物です。神社へ続く並木道として、境内案内にも紹介されています。
【宝物殿】
くらやみ祭で渡御する八基の御輿と、日本一の大太鼓を見学できます。木造狛犬(こまいぬ)一対は国の重要文化財で、徳川家の朱印状12通も収められています。開館は土曜・日曜・祝日と神社の祭礼日で、拝観料は大人300円です。
【境内の社】
宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)、松尾神社、東照宮、坪宮など、多くの摂社・末社があります。
年中行事・お祭り
【くらやみ祭】例年4月30日〜5月6日
東京都指定の無形民俗文化財で、国府の祭りを起源とすると伝わります。5月3日の夜に競馬式(こまくらべ)、5月4日の夕方に22台の山車行列と大太鼓の響宴、5月5日の午後6時から午後9時まで神輿渡御(みこしとぎょ)が行われます。花火の合図で6張の大太鼓が打ち鳴らされ、8基の神輿が御旅所(おたびしょ)へ向かいます。神輿が帰る5月6日の午前4時ごろの還御(かんぎょ)も見どころです。
【秋季祭 くり祭】例年9月27日・28日
秋の祭りです。
【大鷲神社例祭(酉の市)】例年11月
日にちは年によって変わります。2026年は7日と19日です。
【七五三詣】11月15日
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
大國魂大神小野大神小河大神氷川大神秩父大神金佐奈大神杉山大神御霊大神
社格
武蔵国総社。旧社格は官幣小社(明治18年・1885)。
創建
社伝では、景行天皇41年(111)5月5日に、大神のお告げによって創建されたと伝わります。
ご利益
縁結び厄除け家内安全
テーマ
巨木・御神木
この場所を巡る軸
神話ストーリー
基本情報
住所
東京都府中市宮町3-1
参拝時間
開門時間は、4月1日から9月14日が午前6時から午後5時まで、9月15日から3月31日が午前6時30分から午後5時までです。ご祈祷の受付は午前9時から午後4時まで、御朱印の受付は午前9時から午後5時までです。宝物殿は、土曜・日曜・祝日と神社の祭礼日の午前10時から午後4時まで開いていて、拝観料は大人300円です(中学生以下は無料)。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
京王線「府中駅」南口から徒歩5分、JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩5分です。車では、中央自動車道の稲城ICまたは府中スマートICから約10分です。参拝者用の無料駐車場は、府中街道の「府中本町駅入口」信号脇の新西参道から入ります。ご祈祷を受けた方は、タイムズ大國魂神社駐車場を1時間無料で利用できます。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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