TabiShiri
神社 御朱印越中国一宮・旧国幣小社・別表神社 中新川郡立山町

雄山神社前立社壇

おやまじんじゃまえたてしゃだん

富山県・中新川郡立山町の神社「雄山神社前立社壇」

ChiefHira, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

この神社について
霊峰立山を御神体とする雄山神社の山麓社。 1300年以上の歴史を誇る立山信仰の中心地で、峰本社・祈願殿とともに雄山神社を構成する。
表神門
表神門

ChiefHira, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

歴史・由来

この社を理解する鍵は、「参拝すること自体が意味を持つ」立山信仰の出発点に位置するという点にある。富士山・白山と並ぶ日本三霊山のひとつ立山への登拝は、古来、越中の若者が成人の通過儀礼として果たすべき義務とされていた。その登拝の道がここ岩峅寺から始まる。 社伝によれば、大宝元年(701年)、景行天皇の後裔にあたる越中国司の子・佐伯有頼が白鷹に導かれて岩窟に至り、「濁世の衆生を救うためこの霊山に現れた」という雄山大神の神勅を受けて開山したとされる。大宝3年(703年)には釈教興が勧請したとも伝わり、創建の経緯には複数の伝承が残る。 平安末期から武将・公家の信仰を集め、鎌倉時代には源頼朝が本殿を再建。室町期には足利義稙が、戦国期には佐々成政が修復に手を入れた。本殿は明治39年(1906年)に国の重要文化財に指定されており、間口5間の檜皮葺き流れ造りは北陸最大規模を誇る。 明治の神仏分離を経て「前立社壇」と改められ、冬季に参拝不可能な山頂の峰本社に代わり、年間を通じた祭礼の拠点として機能してきた。今も宮司は峰本社の宮司を兼ねる。

見どころ・特徴

【国指定重要文化財の本殿】源頼朝・足利義稙・佐々成政ら有力者が手を入れてきた、間口5間の大規模な流れ造り本殿。建物に菊の紋章がない珍しい神社としても知られる。菊紋がないのは、かつての神仏習合に由来するとされる。 【2つの鳥居・2つの神門】常願寺川堤防上の「表鳥居」と境内東の「東鳥居」、それぞれに対応する神門(表神門・東神門)が並立する独特の配置。立山登拝の玄関口として、東西の方角から参拝者を迎えた名残をとどめる。 【立山開山伝説の舞台】有頼少年が白鷹に導かれたとされる岩窟の正面に位置し、この地が立山信仰の起点。周辺には旧登山道・石仏・宿坊が今も残り、往時の巡礼路を歩くことができる。 【常願寺川と水害の歴史】日本一の暴れ川とも称される常願寺川が脇を流れ、繰り返す水害によって社域が縮小した。境内の一部が流れ出て下流地域に末社を生んだと伝わり、川と神社の数奇な関係が地域の信仰地図に刻まれている。
年中行事・お祭り
【春季例大祭・神輿渡御】例年4月8日。前立社壇の例祭。神輿が渡御し、稚児行列が続く立山信仰最大の春の祭典。 【夏越大祓式】例年6月30日。半年の穢れを祓う神事。茅の輪くぐりが行われる。 【末社 稲荷社例祭】例年8月21日。 【末社 八幡社例祭】例年8月25日。 【摂社 刀尾社例祭(岩峅稚児舞)】例年9月15日。 【秋季大祭】例年11月3日。岩峅稚児舞・立山の舞(巫女舞)が奉納される秋の大祭。 【年越大祓式・除夜祭】例年12月31日。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
天手力男神伊邪那美命
社格
越中国一宮・旧国幣小社・別表神社
創建
大宝元年(701年)(伝)
ご利益
厄除け健康・病気平癒五穀豊穣家内安全
テーマ
山・登拝パワースポット
基本情報
住所
富山県中新川郡立山町岩峅寺1
アクセス
富山地方鉄道岩峅寺駅から徒歩約10分。立山ICから車で約15分。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

記録を確認中...